QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
「平和宣言」を阻止した名プレー
「凭天堂」
この回答が登場したのは、2021年4月24日に公開された動画「【超心理戦】嘘を見抜け!クイズペンタゴン3」。「クイズペンタゴン」とは、フジテレビ系で2005年まで放送されていたクイズ番組『クイズ!ヘキサゴン』のリスペクト企画として始まり、今回で3回目となります。
この企画では、誰かがボタンを押した時点で全員ボードで回答します。ボタンを押した人は「演説者」として間違った答えを書いていると思う人を指摘し、指摘された人が間違っていたらその人に×が、間違えていなければ演説者に×がつきます。これを演説者にダメージが入るまで続けます。
▲アメリカ大統領選挙が近いことにちなんだ名前である
ただし、全員正解していると予想した場合は「平和宣言」ができます。全員正解であれば演説者が誰か1人に×をつけることができますが、1人でも間違えていたら演説者に×がつきます。
▲1回目・2回目では4問で平和宣言が選ばれたものの、1問しか成功していない
意図的に間違えるという戦略もあり、平和宣言は勇気の必要な選択です。
2問目を押したのは須貝駿貴。しかし問題文で「マリオ花札」という単語が読まれてしまったため、全員の頭に答えが浮かんでいる様子です。意図的に間違えるメンバーがいるかどうか、究極の心理戦が始まりました。
▲回答を書く前から煽っていくスタイル
メンバーは答えがわからないフリをしたり、わかっているフリをするわかっていない人のフリをしたり、無反応を貫いたりと、それぞれの方法で須貝を混乱させます。
▲須貝「『カプコン』って書けばいい」ふくらP・山本祥彰「カプコン?」須貝「煽られてる」
そして須貝が選んだのが「平和宣言」でした。
▲須貝は平和宣言を選択!
ちなみに、この問題の答えは「任天堂」。「任天堂かー」とメンバーたちが棒読みでハモります。平和宣言を選択した須貝から順に回答を確認すると、4人目まで全員正解。平和宣言の成功に期待がかかります。
▲須貝も思わずガッツポーズ
最後の解答者は山本祥彰。山本が正解すれば須貝は誰か1人に×をつけられる、山本が間違えれば須貝に×がつくという状況で、彼が出した答えが「
▲任天堂……ではない
凭:「もたれる。よりかかる」を意味する漢字で、「
予想だにしない難読漢字の登場で平和宣言は失敗し、須貝以外のメンバーは喜びの声を上げます。山本以外誰もわからないほどの難しい漢字で平和宣言を阻止するという、漢字王ならではのプレーが光ったシーンとなりました。
▲はぐらかしてもダメです
つまりは「凭」が「任」に似ていなかったら、平和宣言が通っていたかもしれないということです。ありがとう、凭!!!
ちなみに「凭」の字の音読みは「ヒョウ」。音読みもキモくて素敵ですね。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
【おすすめ名場面】
【あわせて読みたい】