QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
双子のシンクロツッコミ
「無機ってことですか」
この名言が登場したのは、2024年3月17日に公開された動画「【ついてこい】問題文ごと並べ替えても卓越したクイズ力で復元してアナグラムできるのか」。
この動画では、あるクイズの問題文がその答えとなる単語の文字数に応じて分割され、シャッフルされた状態で出題されます。挑戦者の山本祥彰、東言、鶴崎修功の3人は、シャッフルされた問題文から元の問題文を推測して答えを導き出さなくてはいけません。さらに、答えの単語をシャッフルされている問題文の順番に合わせて並び替え、新たな答えを導くというなんとも難解な企画になっています。
このすさまじいルールのなか迎えた1問目。成立しそうにない問題文に解答者たちが頭を悩ませていると、司会の東問から、「元の問題文はすべて使われているわけではない」という衝撃ルールが追加で伝えられました。例題よりも難易度が爆上がりしていることが発覚します。
「なんで?」「これヤバくね?」と動揺しながらも、次々と出される難問をなんとかクリアしていくのがQuizKnock。そして、ようやくコツが掴めた状態で最終問題として出題された問題は「はの塩何分?」でした。
並べ替えても意味の通らない文字が5文字並んでいることから、問題文1文字に答え1文字が対応していることがわかります。これまでの問題から一段と難しくなったこの問題に、問題に慣れてきたと思っていた3人も頭を悩ませます。
しかし、しばらくしたところで山本が「待って待って待って……」と言いながらすらすらとペンを走らせ、「うかんむり!」と勢いよく答えて正解しました。
この問題文の元の問題文は「食塩の主成分は何?」で、答えは「塩化ナトリウム」です。そこから、今回の問題文に使用された文字に答えを1文字ずつを対応させてシャッフルすると、「はの塩何分?」の答えが「うかんむり」になるという問題でした。
あまりにも早い正解をした上に完璧な解説をこなした山本に対し、鶴崎が「向きすぎだろこの問題に」と一言呟きます。その次の瞬間、東言と司会の東問が奇跡的なシンクロでツッコんだのが「塩化ナトリウムが無機ってことですか?」でした。
無機物:水や食塩など、主に炭素を含まない物質のことを指す。二酸化炭素など、炭素を含むものの無機物である例外も存在する。
双子の見事なシンクロツッコミを受け、鶴崎は「違う違う」「無機物の話してない!」と慌てて異議を唱えますが、東言から「そんなムキにならなくてもいいですから」とさらなるクリーンヒットを喰らい、意気消沈してしまったのでした。
(あと怒っている猿も)←ムキーッってこと
▲あの名シーンから再生されます
(2024年6月13日21:30 お詫びと訂正)記事掲載当初、問題文および解答に不備がありました。お詫びして訂正いたします。
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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