どうも、カワカミです。
先週はお休みをいただきました、連載「ことばの研Q」。今年最後の記事になります。
ありがたいことに、10月はじめから約3ヶ月間、なんとか続けることができました。皆さんのご愛顧あってのことです。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
さて、今年・2016年は、ことばに関するおもしろい現象が見られたのですが、皆さんお気付きでしたでしょうか?
それは……、「略語」の流行。
大ブームとなった「PPAP」は「ペンパイナッポーアッポーペン」の略ですし、DAIGOさんによる北川景子さんへのプロポーズ「KSK」は「結婚してください」の略。
おカタいところでは、イギリスのEU離脱問題"Brexit"。「イギリス」を表す単語"British"と「退出」を意味する単語"exit"を組み合わせたものです。これも一種の略語と言えるでしょう。
前回の記事などでも触れた「スカーチョ」も、「スカート」と「ガウチョ」の合成して省略したものでしたね。
このように、新語が生まれるときによく起こるのが語の省略。単に短くできるだけではなく、目新しさも生まれます。
今回は「略語」についてのクイズ。省略する前の元のことばは何だったのか、考えてみてください。それでは、どうぞ!
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