コジマです。
今年(2019年)4月、新しい日本円の紙幣が発行されることが発表された。
新紙幣で気になるのはやっぱり肖像。1万円札には渋沢栄一が、5千円札には津田梅子が、千円札には北里柴三郎が描かれる。それぞれがどんな人物かについては過去に記事が書かれているのでチェックしてみてほしい。
紙幣の肖像になれば、全国、さらには世界中にその名まで知られることになる。そんな栄誉を求めて、「お札の顔になってやる!」と意気込む目立ちたがりな人もいるかもしれない。
そこで、肖像に選ばれる確率を少しでも上げる方法を伝授しようと思う。
どんな人が選ばれるのか?
国立印刷局によると、お札の肖像を選ぶ基準として次の2点が挙げられている。
- 日本国民が世界に誇れる人物で、教科書に載っているなど、一般によく知られていること。
- 偽造防止の目的から、なるべく精密な人物像の写真や絵画を入手できる人物であること。
つまり、この両者を満たすことができれば肖像になれるチャンスはあるということだ。
偽造しにくい顔になろう
後者の基準は、現代においては自撮りをたくさんすれば容易に満たすことができるため、比較的簡単だろう。ただ、さらに選出の確率を上げたいならば「偽造しにくい顔」になるといい。
「偽造しにくい顔」とは、ざっくり言うとシワが多くヒゲが生えている人。このような顔は肖像が複雑になり、正確に偽造することが難しくなるのだ。歴代の肖像を見てみてもこういう顔が多いことが分かる。
その他、独特な髪型なども「偽造しにくい顔」の要因になり得るだろう。奇抜な髪型を作り、ヒゲを整えて自撮りしまくろう。
超超一流になるしかない……?
対して、前者の「日本国民が世界に誇れる」「一般によく知られている」という基準はなかなか難しい。皇族、文豪、政治家、科学者……これまでの顔ぶれを眺めても本当に偉大な人物ばかりだ。
日本銀行券の肖像を目指すのであれば、ひとつの道で超超一流を目指すしかないだろう。一方で世界に目を向けてみると、必ずしも偉人だけが肖像になっている訳ではない。
例えば2011年に独裁政権が倒れたリビアでは、2013年から国民評議会の若者が描かれた1ディナール紙幣が発行されている。
自分の顔を紙幣の肖像にするためには、
- 髪型とヒゲを工夫し、顔写真をたくさん残しておく
- 政治的・文化的に優れた功績を残す
- 民衆の大きな動きの先頭に立つ
これらを実行することが有効だと考えられる。3つ目を選ぶ人は自己責任でお願いします。