【答え&解説】
正解は、石川県でした。
▲石川県はココ!
ヒント1:イカキング
イカキングは、石川県能登町で2021年に完成した、巨大なスルメイカのモニュメントです。
高さ4m・全長13mの「イカキング」は、能登町でさかんなイカ漁をPRするため、町内の観光施設「イカの駅 つくモール」に設置されました。イカの腕に巻かれて捕まった写真や、イカに食べられているような写真を撮ることができ、撮影スポットとして人気を集めています。
イカキングの建設費の大部分は、国からの新型コロナウイルス対策やそれに関連した地方創生を支援するための交付金が充てられました。コロナ収束後の観光振興を狙った試みでしたが、当初は「交付金の無駄づかい」だという批判も寄せられたそうです。しかし、設置から1年半の間に6億円もの経済効果を生む大人気スポットとなり、新たな名所として能登町の観光を支えています。
ヒント2:白米千枚田
白米千枚田は、石川県輪島市にある棚田です。日本海沿いの山の斜面に、1,004枚もの小さな田んぼが並んでいます。
ひとつひとつの田んぼが小さく、農業用の機械が入らないため、田植えや稲刈りは地元住民やボランティアの手作業で行われています。日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を代表するスポットです。
例年10月〜3月にかけては、棚田のあぜ道に設置されたソーラーLEDが輝く「あぜのきらめき」というイルミネーションイベントが開催されます。昼間の絶景とは一味違う、幻想的な雰囲気が楽しめますよ。
▲「あぜのきらめき」の様子
ヒント3:千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイは、石川県羽咋市と宝達志水町にまたがる観光道路です。日本国内で唯一、また世界でも珍しい、波打ち際の砂浜を車で走れる道路です。
この砂浜を車で走れるのは、比較的小さい砂粒が海水と混じり、固く引き締まっているからです。特別な車は必要なく、マイカーやバイク、観光バスなどで波打ち際を走ることができます。
海のすぐ横を走る道路なので、波が高い場合などは通行止めになることがあります。ドライブの前には、情報をしっかり確認してから行きたいですね。
今回紹介した3つのスポットは、いずれも能登半島にあります。石川旅行の際には、金沢市内はもちろん、魅力たっぷりの能登半島にも足を運んでみてください!
▲紹介したスポットの位置はこんな感じ
【前回の「今日の一問・社会編」はこちら】
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