解説
正解は「
▲藤原道長
ヒント1:日本最古の糖尿病患者
藤原道長の生活ぶりは、彼自身の日記である『
頻繁なのどの渇きや、人の顔が見分けられないほどの視力の低下など、深刻な症状に苦しめられた道長。彼の糖尿病については、カロリーの高い食事などの貴族の不健康な生活習慣が一因ともいわれています。栄華を誇った道長も病には勝てなかったというのは、どことなく物悲しさを感じさせますね。
ヒント2:源氏物語の大ファン
藤原道長は『源氏物語』の大ファンで、作者・紫式部の自宅に行き、原稿を催促したという逸話も残っています。また、道長と紫式部の間では、平安時代らしく短歌のやり取りが何度も行われていたようです。
そもそも紫式部は道長の娘の
ところで、来年(2024年)の大河ドラマは紫式部を主人公とした『光る君へ』。道長との関係にもスポットライトが当てられるようです。2人はどのような関係として描かれるのか、今から楽しみです。
2024年 #大河ドラマ【#光る君へ】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) March 17, 2023
またやりますよー!新たな出演者発表!
週明け20日12時から、紫式部や藤原道長を取り巻く、個性強めのメンバーを発表します。
「藤原」と「源」だらけなので、下の名前で覚えてくださいっ。月曜のお昼、待っててね#内田P #吉高由里子 #柄本佑https://t.co/fwztusD8QF pic.twitter.com/6KLd0bj4HO
ヒント3:「御堂関白」と呼ばれた
藤原道長はお寺を建立したり自ら出家したりと、仏教を厚く信仰していました。道長が建てたお寺の中でも特に壮大であったとされるのが、晩年に建立した
ところで、「関白」とは天皇を補佐する高官なのですが、実は道長自身は関白になったことがありません。道長の日記『御堂関白記』のタイトルも江戸時代に定着したものだそうです。
解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ぜひ次回の「今日の一問・社会編」にも挑戦してください!