解説
正解は「ヨハン・セバスチャン・バッハ」でした。
▲私がバッハです、ご存じですよね
ヒント1:月夜に楽譜を写すほど勉強熱心
バッハは音楽一家に生まれ、自身も父親からバイオリンを教わっていたといわれています。しかし、幼いころに両親が他界し、兄に引き取られました。寄宿学校に預けられた彼は音楽の勉強に熱中。まだ教わっていない楽譜を夜な夜な写し取り、兄に見つかって没収されてしまったという逸話があります。
ヒント2:コーヒー愛飲家
バッハは一日中飲むほどコーヒーを愛しており、それが高じてか『コーヒー・カンタータ』という声楽の曲まで作曲しています。コーヒーに夢中で「千回のキスよりも甘く、マスカットのワインより柔らか」とまで語る娘と、彼女に手を焼く父をユーモラスに描いたこの曲からは、バッハの熱烈なコーヒー愛が伝わってきます。
ヒント3:「近代音楽の父」
バッハは、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう『G線上のアリア』『主よ、人の望みの喜びよ』や、芸術性が高く評価されている『フーガの技法』、宗教音楽の傑作『マタイ受難曲』など、多くのすぐれた楽曲を世に残しました。数々の業績から、しばしば「近代音楽の父」と呼ばれています。
▲『主よ、人の望みの喜びよ』
ちなみに、彼は20人の子どもをもったといわれており、男の子はみな父と同じく音楽の道に進みました。そういった意味からも「音楽の父」といえるかもしれませんね。
次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに!
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