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答えと解説

正解は「ショパン」でした。今回演奏したのは、『ノクターン第2番変ホ長調』です。

音ありの動画はこちら。

ショパンは1810年ポーランドで生まれた作曲家です。彼自身がピアノに秀でていたため、特にピアノ曲を多く書き残しており、「ピアノの詩人」というロマンチックな異名で呼ばれています。

ショパンの生涯は39年と短いものでしたが、数多くの魅力的な作品を書き残しています。それもそのはず、最初の作品『ポロネーズ ト短調』を作曲したのは、なんと7歳になる年。

12歳で当時から著名な作曲家のフェルディナント・リースピアノ協奏曲を演奏し、高等学校在学中にはロシア皇帝がワルシャワを訪問した際に指輪を拝領するなど、神童エピソードに事欠きません。

▲神童だったショパン

そんなショパンが『ノクターン第2番』を作曲したのは、1830年代前半のこと。「ノクターン」といえばこの楽曲が思い浮かぶ方も多いと思いますが、ショパンのノクターンは第21番まで存在し、そのうちの2曲目がこの曲です。個人的には8番なんかもオススメです。

ちなみに、最初の作品『ポロネーズ ト短調』をはじめ、ショパンといえば「ポロネーズ」のイメージが強い作曲家でもあります。「ポロネーズ」はポーランド生まれの4分の3拍子の舞曲で、その名にはフランス語で「ポーランドの(踊り)」という意味があります。フランス人の父ポーランド人の母の元に生まれた、実にショパンらしい楽曲ですよね。

それでは、今週はショパンの代表的な「ポロネーズ」を聴いてお別れしましょう。

▲反田恭平さんの「英雄ポロネーズ」。ショパン国際コンクール(2021)にて

次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに。

【前回の「今日の一問・音楽編」はこちら!】

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この記事を書いた人

はぶき りさ

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学別科オルガン専修を経て、同大学音楽学部器楽科オルガン専攻3年。世界で何千年も生き続けている「音楽」という文化に、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書けたらと思います。よろしくお願いします。

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