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答え
正解は、ターナーの『雨、蒸気、速度』でした！
解説
この絵画の作者は、イギリスの画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー。美しい光と大気が織りなす雰囲気を独自の色づかいで描き、幻想的な風景画を多く残しました。彼が用いた独特な色彩は、のちの印象派に大きな影響を与えることになります。
▲私がターナーです
設問になっている彼の代表作『雨、蒸気、速度』は、イギリスの鉄道会社グレート・ウェスタン鉄道の機関車が、鉄橋の上を猛スピードで駆け抜ける姿を描いたものです。
彼は当時の最新技術であった蒸気機関車のスピードと対比させる形で、自然界のスピードを表現するものとして線路上にウサギを描き込んだといいます。
▲ここにウサギが描き込まれていました
今年（2023年）7月からは国立新美術館で「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」が開催されており、「光の画家」と呼ばれたターナーの作品をはじめ、「光」に着目した作品を鑑賞することができます。
次週の「今日の一問・美術編」もお楽しみに！
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