QuizKnock

アプリで記事をもっと見やすく

インストールする

カテゴリ

ログイン

提供:Sky株式会社

どうも、シャカ夫です。QuizKnockの関係者以外から名刺をもらったことがありません。

社会人最大のたしなみ、名刺交換

初めて会う人と連絡先を交換する行為は、後々の大きなビジネスチャンスにもつながる大事なマナーです。名刺交換での振る舞いが、社会での成功を左右するといっても過言ではないでしょう

そして、かくいう我々QuizKnockのメンバーもれっきとした社会人です。ましてや、インテリを標榜するクイズ集団ですから、一般的な作法とは一線を画す名刺交換を見せつけ、相手に「最高の第一印象」を刻みつけるのは造作もないはずです。

そこで、社会性に自信のあるメンバーを集め、「誰が一番印象的な名刺交換をできるか」を競い合う選手権が開催されました。持ち前の頭脳と発想力を武器に、彼らは一体どんな工夫をこらした名刺を交換するのでしょうか?

今回の参加ライター

こうちゃん:QuizKnock屈指の歴史知識の持ち主。スーツを着ると真面目な印象になる。東大卒。
チャンイケWebチーム随一のパズル作家。スーツを着るとさわやかな印象になる。京大卒。
シャカ夫:今回の企画者であるWebライター。スーツを着ると胡散臭い印象になる。京大在学中。
須貝駿貴:本企画のジョーカー的存在。スーツは十数年前に買ったものを着てきた。東大卒。

※本企画は換気・消毒などの感染対策を徹底した状態で、撮影時のみマスクを外す形で進行しております。

今回の企画はビジネスシーンを想定しているため、全員がスーツを着用しての参加となりました。

それでは、開幕です!

1人目:こうちゃん

知識に裏付けされたアイデアと、独特のぼやきに定評があるこうちゃんのチャレンジ。なにやら自信満々の様子ですが……?

――意気込みを聞かせていただけますか?

今までの名刺交換は今日のためにあったと思っています。その経験を全てここにぶつけます!

一体、トップバッターとして彼はどんな名刺を見せてくれるのでしょうか。

披露!

もらった名刺を整理しているときに最も困るのは、「渡し主がどんな人かを忘れてしまっている」ことです。
ほうほう。
「この人、どこで会ったっけ?」「どんな顔だったっけ?」……優秀な人ほど多く名刺をもらいがちなわけですから、忘れやすいわけですよ。

▲「僕も優秀なわけでね」

そこで、僕はまずこんな名刺を持ってきました。
では、どうぞ!

はい、頂戴いたします……え?

変な形の名刺だ……。
右上の突起部分、気持ちわり~!
というか、小1の持久走大会の自慢を社会人にもなってするんじゃないよ。
それはいいだろ! 輝かしい経歴なんだから。
それよりもまず、この形の理由が知りたいが。
そうでしたね。この名刺の裏を見れば全てわかりますよ。
裏……?

え? ……おいおい!

こうちゃんやないかい!!
そう! 自分の顔写真をそのまま名刺にしておくことで、「誰からもらった名刺か」を忘れさせないようにできるわけですよ!

▲「言いたいことはわかるが」

なるほど……一見奇抜だけどよくできてるね。顔が印刷されているせいか、なんだか邪険に扱えないし
でしょでしょ? 顔があるおかげで、大切に保存してもらえるというメリットもあるわけよ!
……あ、ほら、これ見てください!

形が丸いので、ナックルボールの握り方もできますよ。
ナックルボール:野球の変化球の一種。打者の近くで急激かつ不規則に変化するため、打ち返すのがとても難しい。
きみ、今の話聞いてた???
……これ見てこれ見て!

こうすると、笑ってるように見えるぞ。
もともと笑ってただろ! お前たち、僕の顔で遊ぶな!!
身内に渡すとこうなってしまうのか……。
もういいよいいよ。勝手に遊んでてくれ。僕にはまだ、とっておきの切り札があるんだから!
え、まだ用意してんの!?
これで終わりと思ってもらっちゃ困るね。

名刺を相手に渡すとき、一番怖いのは「埋もれてしまう」ことなんだよね。
と、いうと?
さっきも言ったように、優秀な人ほどたくさん名刺をもらうんだよね。だから、自分の名刺がそのたくさんの名刺に埋もれてその他大勢になっちゃう。そこを解消したいんだよね。

▲「負ける訳にはいかない」

というわけで、どうぞ。

あ、はい……、おっと?

これ、肌触りが金属だけど。なんか、パカパカ開くし!

もしかしてこれ、名刺入れですか?
そう! 名刺入れに名刺が書かれてるんだよ!
相手がたくさん名刺をもらったとするでしょ? すると、自然と僕の「名刺入れ名刺」の中に他の人の名刺を入れることになる。すると……

僕の名刺が必ず一番上にきて、他は埋もれるってこと!!
理論はしっかりしてるのに、小憎たらしいな。
あ、見てください!

コンニチワ
最初に顔を配ったの間違いだったな……。

結果

ファニーな見た目の割に、理論がしっかりしていた
冷静になって振り返ってみると、めちゃめちゃちゃんとしてた
楽しかった~

ひとしきりみんなが顔名刺で遊んだ後、こうちゃんの発表は終了となりました。意外にも、真面目なロジックが高評価を得たようです。

▲こうちゃん自身もまんざらでもない様子

次ページ:「一筋縄ではいかない」名刺にメンバー大混乱!?

1
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連記事

この記事を書いた人

シャカ夫

京都大学出身。クイズと毒とホラーが大好き。見るだけで世界が広がるような知識を皆さんにお届けできるよう、日夜頑張ってまいります。

シャカ夫の記事一覧へ