東大発の知識集団・QuizKnock。「クイズ王」と称される若者たちが集い、日々様々なクイズ企画に挑戦しています。
そんな彼らにかかれば、この世に存在する大抵のものは答えられるはず。では、この世に存在しないものをクイズにしたらどうなるのでしょうか?
今回はQuizKnockメンバーの「存在しないもの」への挑戦を追った動画を集めてみました。
レベル1:存在するか否かを判定する
2021年5月31日公開:漢字王山本、漢字を知ったかぶりしてしまうのか?
漢検1級を有するQuizKnockの漢字王・山本祥彰が、存在しない漢字を見抜けるのか、という企画です。
「存在するか否かを判定する」ということで今回はレベル1としましたが、出題される漢字は見たことのないものばかり。しかも実在する漢字は読みを答えるということで、難度も異次元です。
漢字に詳しすぎるだけに、見覚えはあるけれど正しいかわからない、見覚えはないけれど推測して読めそう……と惑わされる山本に注目です。
レベル2:存在しない要素を見極める
2020年9月2日公開:東大生なら存在しないクイズを見抜ける?
問題文の一部に誤った要素が含まれている場合、「答えが存在しないクイズです!」と指摘しなければならない、という企画です。
一見成立しそうな問題文なのに、ちらほらと誤った情報が差し込まれています。しかも、誤りのないクイズも交ざっているため、間違いを探してばかりでもいられません。
知らない前フリが来たらとりあえず指摘するメンバーから知識でねじ伏せるメンバーまで、戦略から滲み出る個性にも注目です。
レベル3:存在しない略語を復元する
2021年12月7日公開:【伝われ】存在しない略語でもクイズ王には伝わるはず
問題文の一部がふだん聞かないような略語になっており、元の言葉を推測したうえで問題に答える、という企画です。
存在しない略語を聞いて元の言葉が何なのか復元したうえで、問題文に当てはめて正解しなければならないというハードさは、「存在しないもの」に関するクイズの中でもかなりの難度といえるでしょう。
メンバーも徐々に略語に適応していき、「こゆかん(こういう感じ)」「なぁ~(なるほどなぁ)」など、会話に存在しない略語を織り交ぜていく様子にも注目です。
番外編:存在しないものを創造する
2021年5月27日公開:この漢字は何と読む?カタカナ語を漢字に変換してみた【へんなかんじ】
お題となるカタカナ語に合った漢字を創造するゲーム「へんなかんじ」にQuizKnockメンバーが挑戦。今回は動画用の特別ルールとして、解答者3人のうち2人に正解、1人に誤答させなければ、出題者には点が入りません。
存在しない漢字を新たに作り出しながらも、ある程度推測はできるように難易度を調整しなければなりません。
物の形状を漢字に落とし込んだ象形文字タイプから、存在する漢字から読みを推測させるような形声文字タイプまで、各メンバーのクリエイティビティが光る動画となっています。
普段から「普通のクイズに飽きてきたと思う」なんて言われているクイズ王たちは、存在しないものをクイズにされたとて凄まじい適応力を発揮するようです。そして、企画のために「存在しないもの」まで生み出し続けている作問チームの手腕も光る問題群でした。
この世に存在するものもしないものも、万物に挑戦するQuizKnockの活躍を、これからも楽しみにしていてくださいね!
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