柳メソッドはもう古い!シャカ夫流「毒手」の作り方
愚かな柳は悪手の数々で毒の純度を下げてしまいましたが、ヘビ毒一本でいくと決めた我々はそんなことをする必要はありません。
ヘビの毒は、牙から垂れる液を採取すれば簡単に入手できるのですから。また、最初から毒液の状態ですので、フリーズドライを施して成分(粉末)だけを抽出することも容易です。
【注意】クリックでヘビの画像が出てきます!
また、ヘビ毒のタンパク質は水に溶けやすいものが多く、粉末を溶かせば簡単に濃い毒液を再調整できます。そう、ヘビの毒はとことん毒手向きなんですよね。
ただ、いくら濃い毒液をつくっても、致死量の毒素を手につけるというのは難しいです。柳は「
空掌:手と物体の間に真空を作り出し、その物体を吸い付ける殺人術。柳はこれを用いて空中の紙すら引き寄せるほどの達人であり、独房の強化ガラスを簡単に粉砕した。
じゃあ、我々はどうするか。いい案があります。それが……
ポリアクリル酸ナトリウム:とても高い吸水性をもつ化合物。その性質を活かして、紙おむつや化粧品の材料として用いられる。
この化合物の吸水性は凄まじいです。実際に実験をしてみたので見てください!
▲ポリアクリル酸ナトリウムを準備
▲コップを用意
▲粉をコップに入れて……
▲こんな風に
▲そしてコップに水を流し込み……
▲私の仕事道具であるPCに……
▲PCに……
▲失敗したらヤバいけどぉ……!
▲エエエエィ!!!
▲こぼれてな~い!
凄まじい吸水性なのが見てわかるでしょう。
さぁ、この原理を用いれば大量の毒液を手に付着させることも簡単なはず。それこそ、紙おむつの要領でポリアクリル酸ナトリウムを手袋なんかに仕込んでおけばいいのですから。
これで、化学の知識が空道の殺人術に並びました! これなら、誰でも毒手を仕込めます!
毒手の作り方まとめ
最後に、毒手の作り方をまとめましょう!
これだ!
この方法を使えば、格闘や暗殺術の知識がなくとも、大した修行をしなくとも、ましてやあまりの
私も、長い間の思案に結論が出てうれしいかぎりです。
皆さんも、地下格闘技の大会に出たり、東京に集まった死刑囚たちと戦ったりすることがあれば、ぜひとも今回の手順で毒手を使ってみてください!
というわけで次回は「デスゲームに出てくる毒って都合良すぎじゃね?」でお会いしましょう!
バイバイ!
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