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ここで問題です

ふくら 8×8のオセロ盤のうち、右上と左下の1マスだけを削った62マスがあります。そこに、オセロ盤の2マス分に重なる大きさの長方形のカードが31枚あります。つまり、62マス分ですね。これを62マスにしたオセロ盤にぴったり敷き詰めることはできますかっていう問題で。

「その方法を思いつくのがすごい」はパズルのおかげ

――なるほど。めちゃめちゃおもしろいですね。

ふくら この問題って、視点を切り替えればすぐにわかるんですけど、「敷き詰める」っていう言葉からそのまま考えようとするとなかなか難しい。違う角度からものを考えるとか、逆算して考えるとかっていうのはパズルで鍛えられたものだと思います。

▲角度や切り口を変えて考えるのは、パズルで鍛えられた

ふくら たとえば僕が動画で正解したときに、「どうやって解いたの?」って聞かれて説明したことが、「なんだその方法」みたいになることがたまにあると思います。「解けてすごい」っていうより「その方法を思いつくのがすごい」っていう反応をもらうとき。そういうときはかなりパズル的な考え方をしてるなと思っていて、それはパズルをいっぱいやってたおかげでできるようになったのかなって思います。

――多角的に考えることがパズルだけじゃなくて、日常生活でも「これどうしたらいいんだろう」っていうものにも活かされている?

ふくら そうですね。「まずはこう考えがちだけど、それだけじゃダメだよね」っていうときに、「もうちょっと根本的に別の角度から解決できないかな?」みたいなのは、結構よく考えますね。

▲ふだんの生活にもパズル的思考が役立っている

ふくら 近いかどうかはわからないけど、「英単語を暗記したいのですが、覚えるには何回くらい書くのがいいでしょうか?」っていう相談を受けることがあって、僕は「とにかく書きまくるのはやめよう」みたいな話をよくしてるんですよ。

テストで単語を書けないという課題があります。それで、正解を見ると「あぁ、それだった」ってなるのであれば、それは「覚えてなかった」んじゃなくて、「思い出せなかった」の方だと思うんですよね。だから思い出す練習が足りなかったということ。

――確かに「書いて覚える」というのももちろんありますが、ここでは「頭の中に入れる」じゃなくて、「そこから取り出す」の方が重要だったということですね。

ふくら ふつうはひたすら書くっていう方法に陥っちゃうけど、思い出す練習するときは見ずに答えるっていう練習をしないと意味ないよねっていう。そういう意味で、もっと根本的にいい方法はないかみたいなのは常に考えてる気はしますね。

日常生活も「パズル的思考」ふくらPのライフハック

――そのほかで、日常生活で「パズル的な考え方」が役立ってると感じる場面はありますか?

ふくら あ〜、ライフハックって結構パズルっぽいですよね。

▲「結構いろいろライフハックをしてて」

ふくら たとえば、オフィスにある自動の給茶機でお茶を入れるときに、みんな横にある紙コップを置いてからボタンを押してるけど、ボタンを押してから5秒くらいしないとお茶が出てこないんですよね。だから僕は絶対にお茶を入れるボタンを押してから、紙コップを置くようにしてる(笑)。

▲こういうやつです(写真はイメージ)

――そんなことを!(笑) 私、なんにも考えずにコップ置いてから押してましたわ。

ふくら すごくしょうもないけど(笑)。なんかもっといいエピソードが絶対ある気がするな。でもそれを思いつく段階で、日常的にそういう考え方をしてるっていうことではあるんですよね。そういう細かい工夫を僕はめっちゃやってるはずだから、いろいろなんか探せばある気がする……。

▲「もっといい例があるはずなんだけどね〜」

――こういうライフハック的なものは昔からやってたんですか?

ふくら そうですね、子どものころも通学路の最短距離を目指してました。最短距離っていうのはルートじゃなくて、歩道のどの辺にいるかとか……。

――そっち!?

ふくら そう、道のどちら側を歩くかにしても、片側には植木鉢があるから、少し車道側に膨らんで歩かないといけない。 だから、その分こっちのほうが近いな、とか……。

▲こんな違いを含め、最短距離を追い求めていた

――それは何を目的としてるんですか? さっきのお茶の話もそうですけど、数秒の時間を浮かせてなにかしようとか……?

ふくら ないないないない!(笑) えっと、僕のなかでメリットとデメリットを天秤にかけて、デメリットがないからやってるだけですね。

▲「だってデメリットがないから」

ふくら 本当に早く着きたいのであれば走ればいいんだけど、走ると疲れるっていうデメリットがあるからやらなくて、選択はどっちでもいいんだったらメリットの大きい方を選びたいっていう。お茶を入れてからコップを置くのも、歩く場所を変えるのもデメリットがないんですよ。だから、デメリットがないなかで一番効果が得られるもの。

結局、「天秤で重さの違うものを見つける最短手順」とかのパズルと「最短何分で家に着けるでしょう」っていう日常の工夫って、根本的なところは同じな気がしますね。パズル的な思考が、ライフハックもしくは課題解決能力にもつながっているから。

――なるほど、ふくらさんは日常生活でもパズルをやっているってことですね。

ふくら 本当は、家から出るときに、鍵を閉める前にエレベーターの呼び出しボタンを押しに行ってから、待ってる間に鍵を閉めるのが一番早い。でも、それは歩く距離が増えるというデメリットがあるのでやってないんですけど。

――シミュレーションはしてるんですね(笑)。

ふくら 理論上は(笑)。でも歩きたくないから

――鍵を開けたまま放置するのも危ないので、やめてほしいです(笑)。

次ページ:ふくらPが「初めて触るパズル」も解けるのはなぜ?

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この記事を書いた人

野口 みな子

QuizKnock編集部で記事の編集をしながら、記事も書きます。記事を通して「知る楽しさ」の入り口を広げていきたいです。インターネットや動物、ポップカルチャーが大好き。大学時代は宇宙物理学を専攻していましたが、星座に詳しくないのが悩みです。名古屋大学の大学院理学研究科卒。

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