問題の解説
第1問
【大分県が販売する訪日外国人客向けの「フィッシュ&チップス」はフィッシュがブリですが、チップスに使われる大分県が生産量1位の食材は何でしょう。】
正解は「干し椎茸」でした。
大分県は、今秋開催されるラグビーW杯の開催地になっており、訪日外国人客の増加が見込まれています。そこで、大分県産食材で作った「フィッシュ&チップス」を売り出すことになりました。
「フィッシュ&チップス」は、ラグビーの発祥地でもあるイギリスを代表する料理の1つで、本来はタラなど白身魚のフライに、ジャガイモのフライを添えたものです。
しかし県産食材ということで、「フィッシュ」には赤身魚のブリを使い、「チップス」には干し椎茸を使用します。
ラグビーW杯、大分県産品で英料理「フィッシュ&チップス」
— NIKKEI Rugby (@nikkei_rugby) 2019年3月4日
「フィッシュ」=ブリ
「チップス」=干ししいたけhttps://t.co/vjhdNuk1x8#RWC2019 #大分県https://t.co/vjhdNuk1x8
これは県内のレストランなどに加えて、W杯試合会場に隣接されるファンゾーン(大会期間中に無料開放される、飲食店の屋台が立ち並びパブリックビューイングが行われるイベント会場)でも提供されます。
大分県は干し椎茸の生産量が日本一で、そのシェアは41.8%(2016年)と圧倒的です。これが生椎茸になると、大分県の生産量は全国で14位(2016年)になります。ちなみに生椎茸の生産量1位は、徳島県です。
第2問
【サンマリノ共和国からナイトの称号を授与された高見沢俊彦が所属する、『星空のディスタンス』などの代表曲があるロックバンドは何でしょう。】
正解は「THE ALFEE」でした。
ロックバンド「THE ALFEE」のメンバー、高見沢俊彦さんが、サンマリノ共和国からナイト(騎士)の称号を授与されました。これは、同氏がサンマリノ共和国の魅力を発信してきたことが評価されてものです。
【高見沢俊彦 王子から騎士へ】https://t.co/ZAts9hEZaO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年3月3日
THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦がサンマリノ共和国から「騎士の称号」を授与された。授与されたのは、人道・科学・芸術文化の分野で広く貢献した人に贈られる勲章。
式典では、サンマリノ共和国の特命全権大使から、サンマリノ共和国でのコンサート開催を希望される一幕も。高見沢さんも、前向きに検討する旨を口にしています。
「THE ALFEE」は、1973年に結成、1974年にデビューした3人組のロックバンドで、今年でデビュー45周年となります。代表曲『星空のディスタンス』、『メリーアン』などで知られるだけでなく、音楽バラエティ番組『堂本兄弟』などにも出演し、人気を得ていました。
誤答選択肢の「チェッカーズ」は、1980年代から90年代にかけて活躍したポップスバンドです。代表曲に『星屑のステージ』などがあります。
第3問
【次の画像は、いったい何でしょう。】
正解は「木星表面の近接写真」でした。
現在、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機「ジュノー」が、木星付近で探査を行っています。2月には、木星のおよそ1万2900km上空まで接近し、撮影などを行いました。
このように目標の惑星に対して接近し飛行することを「フライバイ」と呼びますが、ジュノーによるフライバイは、2月時点で18回を数えます。
なお、設問画像は2月のフライバイ時に撮影されたものを、色彩強調などの画像処理を行い、NASAが公開したものです。
画像の左中央にある褐色の丸い部分は、「Jet N6」と命名されたジェット気流。そして、白い部分は雲になります。
画像クレジット: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Kevin M. Gill