問題の解説
第1問
正解は「ベネズエラ」でした。
アメリカの調査会社ギャラップが、「世界で最も危険な国」のランキングを発表しました。
これは警察や法に対する信頼度を調査したもので、各国の国民に、個人的な安心感や過去1年以内の犯罪被害の有無などについて質問し、数値化しています。
「最も危険な国」となったのは、2年連続でベネズエラでした。調査結果によると、ベネズエラで過去1年以内に窃盗被害を受けた割合は42%にも上り、23%が暴行被害を受けたとされています。
逆に「最も安心な国」となったのは、シンガポールです。続いてノルウェー、アイスランド、フィンランドが同率で2位となっています。日本はというと、アゼルバイジャンやミャンマー、インドなどと並んで25位タイでした。
ちなみに誤答選択肢の「ザンビア」はアフリカの国、「アルメニア」はアジアや東ヨーロッパに含まれる国なので、間違えた方は覚えておきましょう。
第2問
正解は「サミット」でした。
アメリカのオークリッジ国立研究所が8日、スーパーコンピューター(スパコン)「サミット」が計算速度の世界1位を達成したと発表しました。
「サミット」の計算速度は200ペタフロップス(1秒あたり20京回の計算速度)で、2年連続1位であった中国「神威・太湖之光」の93ペタフロップスを大きく上回っています。
中国勢以外のスパコンが計算速度首位に立ったのは、2012年のアメリカ「タイタン」以来、6年ぶりとなります。
誤答選択肢の「ウィンブルドン」は、毎年6月最終月曜日から始まるテニス大会。「インディ500」は、毎年5月に行われる自動車レースです。
第3問
正解は「東京大学」でした。
NHK学生ロボコン 東大チームが優勝 #nhk_news https://t.co/1XsXTEN8W3
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月10日
毎年6月に行われる、大学生の自作ロボットの性能を競う「NHK大学ロボコン」が、今年も開かれました。豊橋技術科学大学との決勝戦を制して優勝したのは、東京大学のチームでした。
今年は、紐のついたボールを輪の中に投げ入れる、ネムコンと呼ばれるルールで行われています。
また「NHK大学ロボコン」は、「ABUロボコン」(アジア・太平洋のロボットコンテスト)の日本代表選考会も兼ねており、ネムコンは今年の「ABUロボコン」の採用ルールです。
「ABUロボコン」での日本勢は、2013年の金沢工業大学以来、優勝がありません。また近年は、今年の「ABUロボコン」開催地でもあるベトナム勢が躍進しています。