問題の解説
第1問
【複雑な構造から「迷宮」などの通称がつけられている、世界一の乗降客数を誇る東京都の鉄道駅は何でしょう。】
正解は「新宿駅」でした。
1日あたりの乗降客数が350万人超と、世界一を誇る新宿駅。あまりに複雑な構造から、インターネット上では「迷宮」などの不名誉な通称がつけられています。特に不評だったのが、東西の横断。JRの西口から東口へ行くためには、一度地上に出たり、地下を大回りする必要があり、移動に時間がかかっていました。
7月19日から、JR新宿駅の西口と東口を結ぶ地下通路「東西自由通路」が開通しました。これにより、東西の横断にかかっていた時間が大幅に短縮されます。
また、新宿駅では、東西に高さ約260mのツインタワーを建設し、空中デッキで東西を接続する構想も明らかになっています。近い将来、「迷宮」の汚名を返上する日が来るかもしれませんね。
第2問
【世界保健機関が公式SNSで避けるよう呼びかけた、日本語の「3つの密」にあたる言葉は何でしょう。】
正解は「The Three Cs」でした。
世界保健機関(WHO)は、公式Facebookで”Avoid the Three Cs(3つのCを避けて)”というメッセージを公開しました。
3つのCとは、”Crowded places” ”Close-contact settings” ”Confined and enclosed spaces”を指します。直訳するとそれぞれ「混雑した場所」「濃厚接触を伴う環境」「狭くて閉鎖された空間」となり、3密の「密集」「密接」「密閉」を英訳した言葉となります。
日本提唱の「3密回避」、WHOも訴えhttps://t.co/nizHALynq2
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) July 19, 2020
3密回避は、感染拡大防止に向けて日本が提唱した標語で、WHOも有効性を認めた形。密閉、密集、密接に相当する英語のアルファベットの頭文字がCであることから「3つのCを避けよう」と訴えている。 #3密
3つのCを避けることで、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)という「C」が撲滅できる日がくることを願っております。
第3問
【スペインのサッカー1部リーグで、レアル・マドリードが優勝を果たしました。現在レアル・マドリードの監督を務める、かつて「頭突き」で話題となった人物は誰でしょう。】
正解は「ジダン」でした。
サッカーのスペイン1部リーグで、レアル・マドリードがホームでビリャレアルを2-1で破り、最多記録を更新する34回目の優勝を決めました。2018年にエースのクリスティアーノ・ロナウドが退団してからは得点力の低下も指摘されていましたが、3季ぶりの優勝となりました。
レアル・マドリードで現在監督を務めているのは、ジネディーヌ・ジダンです。2016年に監督に就任し、2018年に一度辞任しましたが、2019年に復帰しています。
ジダンはW杯のフランス代表としても活躍しており、1998年のフランス大会では決勝で2ゴールを挙げチームを優勝に導いています。2006年のドイツ大会では、イタリアとの決勝戦において相手側の選手と口論の末に頭突きを食らわせ、退場処分となっています(ジダンの退場後、フランスはPK戦で敗退)。ジダンにとってこれが現役最後の試合となってしまいましたが、大会全体での活躍が評価され最優秀選手(MVP)に選ばれています。