問題の解説
第1問
【ビールとワインのどちらも飲むとき、二日酔いがひどくなる、飲む順番はどれでしょう。】
正解は「飲む順番は関係ない」でした。
アメリカの学会誌で、二日酔いに関する研究が掲載されました。これは、ビールとワインを続けて飲む際に、飲む順番が二日酔いの症状に影響するのかを調べたものです。
実験は、ビール1.3リットル程度を飲んだあとにワインを0.6リットル程度飲むグループと、その逆の順序で同量を飲むグループとで行われました。また各グループは、1週間後にそれぞれ飲む順番を変更して、再度テストを行っています。
その結果、飲む順番と、二日酔いの症状とは関係がない、という結論になりました。
また二日酔いの症状と、年齢や体重などとの因果関係はなく、やはり許容量を超えて飲むことが問題でした。ただし男性よりも女性の方が、やや症状が重くなる傾向はあるようです。
BBCニュース- とりあえずビールの次にワイン……でも二日酔いにはなる=独研究 https://t.co/I7smMXqCGL
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2019年2月8日
第2問
【NHK大河ドラマ『秀吉』の原作を手掛け、また「団塊の世代」という言葉を産み出した一方、経済企画庁長官としても活躍した人物は誰でしょう。】
正解は「堺屋太一」でした。
大阪生まれの作家、経済評論家で、経済企画庁長官(現、内閣府)を務めた堺屋太一さんが亡くなりました。83歳でした。
【速報 JUST IN 】作家の堺屋太一さん死去 小説「団塊の世代」 #nhk_news https://t.co/PDYUVQdy8l
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月10日
堺屋さんは通商産業省(現、経済産業省)に入省し官僚として働くかたわら、素性を隠して作家デビューを果たします。
その後、小説『団塊の世代』を発表。この言葉は定着し、現在でも第一次ベビーブーム期に生まれた世代を指す言葉となっています。
同氏は歴史小説、特に戦国時代を扱った作品を多く執筆しており、同氏の3作品を元に、1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』が製作されました。
また1998年の小渕内閣から2000年の森内閣にかけては、民間登用で経済企画庁長官(現、内閣府特命担当大臣・経済財政政策担当)に就任。2013年には、安倍内閣下で内閣官房参与(内閣総理大臣に助言などを行う、非常勤の国家公務員)にも任命されています。
第3問
【アイドルグループ「けやき坂46」が、「日向坂46」に改名しました。さて、「日向坂」は何と読むのでしょう。】
正解は「ひなたざか」でした。
アイドルグループの「けやき坂46」(ひらがなけやき)が改名し、「日向坂46」となりました。
これは動画配信アプリ内でサプライズ発表されたもので、いわゆる「坂道シリーズ」4組目のグループとして、改めてデビューすることになります。
「けやき坂46」は、「欅坂46」の下部組織的な立ち位置でスタートしましたが、次第に人気を獲得し、単独グループとしての活動を期待されていました。
ちなみに東京都港区に「日向坂」という坂が実在しますが、こちらの読みは「ひゅうがざか」になります。
QuizKnockでは、「欅」のように「読めなそうなのに読めちゃう漢字」を取り扱ったクイズもあります。お時間のある方は、ついでにぜひ。