愛すべき「いつまでも守りたいもの」を語り尽くせ【円卓会議、再び】
スペシャルQuizKnock編集部2026.01.14
2人目:加納
僕もしっかりと「心の底から守りたいもの」を持ってきましたよ!
披露!
僕のプレゼン内容はこちらです。
………………
ガサゴソ……
???
スライドがあるのに、スケッチブックを……???
こちらです!
手書きの文字。
なるほど。
確かに、そのテーマをスライドでやられても困るな。
みなさん、最近文字を書きましたか?
大学の試験とか……。
あとは病院の問診票くらいか。
▲あまり思いつかない
そう、手書きする機会って少ないですよね。
このままだと、手書き文字がこの世界からなくなってしまうのではないかと危惧しているんです、僕は!
随分と悲観的ではないか……。
えー、手書き文字がないと困ること。
人柄を知る機会が減る!
まずはみなさん、この漢字に見覚えありませんか?
……随分と立派な字だが。なんだこれは?
そもそも、なんて読むんだこれ。
読みは「掘削」と同じで「くっさく」なんですけど。どこかで見覚えありませんか?
そう、漢字王・山本(祥彰)さんが書いた「掘鑿」!!
▲「【スゴすぎ】山本は誰かとカブったらNG!ムズすぎる漢字バトル」
……を真似て、僕が書いた「掘鑿」!!
なんだそりゃあ。
山本さんの字って綺麗なのはもちろん、誠実な人柄が表れている気がしませんか?
もしも手書きの文化が消滅してしまったら、「山本さんっていい人そうだな〜」と思える機会が1つ損なわれるわけです。
お、おう。
「ペンは剣よりも強し」という格言だって……
もしも手書き文字が消滅したら、こんなんになっちゃいます。
いや、ならないね。
あまりにも語呂が悪い。
……気を取り直して。
僕は毎日、手書きで日記をつけているんですけども。
それはすごいな!
毎日書いているのはえらい。
▲愛用の日記帳
手書きだと、気分によって字の大きさや行間を変えられるのがいいんですよね。毎日の感情を整理するのにちょうどいいんですよ。
▲中は見せられないので遠目でお楽しみください
今の時代、デジタルのフォントだって加工がきくと思いますけど……。
手軽さ、自由度の高さは手書きならではの魅力かもしれないな。
その通り!
やはり、この結論に行き着くわけです。
手書きの方が、カッコいい!!
それはどうだか?
そう言うんなら、バトルをしましょう。
▲舐めきっている一同
ここに2種類の「漢」を用意しました。左が「ヒラギノ角ゴシック W6」、右が手書きです。
見てください、この「とめ」と「はらい」。
どう見ても俺の勝ちでしょ。
どちらかというと、下の「勝者:俺」の字の方がスタイリッシュじゃないか?
……ともかく、言いたかったのは「手書きの文字には自分の心情を乗せやすい」「受け取ってもらいやすい」ということです。
いささか感傷的な主張だが、文字がコミュニケーションのツールである以上、無視できない側面ではあるな。
アイドルのチェキのサインが直筆じゃなくて、Wordで打った字だったら嫌でしょ。
「今年の漢字」が印刷だったら。
台無しにもほどがあるな。
あとは、「好きな子の字に憧れる」とかあるじゃないですか。
わからんでもないな。
それを踏まえて、さっき最初に出したスケッチブックを見てほしいんですけど。
▲最初の「スライド」
何の変哲もない手書き文字だが……?
いや待て! これは……
お気付きでしょうか。3行目の「そ」
僕は「2画」で書くのがこだわりなんですけど……。
あ、いるよねこうやって書く人。
昔好きだった人がこのタイプの「そ」を書いていたから、僕もずっと真似ているんです……。
か、可愛らしいやつだな!
字のこだわりというと、私も数字の「7」に横線入れるのが小さい頃から好きだな。
▲西洋圏だと「7」によく横線が入っている
先生に「余計なことをするな」と怒られた覚えがあるが……。
それくらい認めてあげてもいいのに。
皆さん、だんだんと魅力に気づきはじめてくれましたね。
たまには手書きにも思いを馳せてください!
以上……あ、もう1枚ありました。
イラストも手描きが楽しいですよ!
いや、上手いな。
参加者の感想
この時代にスライドを使わず、あえて全て手書きにこだわるとは。一本筋の通った発表だったな。
ひとつひとつの文字へのこだわりが見て取れたな。
「手書きすると体が覚える」みたいな話も聞くし、勉強のときはたまに手書きのノートも使ってみようかな。
文書といえばデジタルが当たり前になった私たちの生活に、新たな光を投げかけた加納のプレゼン。単なる懐古趣味にとどまらない内容で、普段はデジタル派の3名からも高評価を引き出した。
3人目:シャカ夫
きみたち、そろそろ疲れてきた頃合いだろう。おやつでもどうだね?
……???
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