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アナホリフクロウ一家をご紹介

現在、大宮公園小動物園には、合計9羽のアナホリフクロウがいるそうです。家族の中心は、オスの「ポーニャ」とメスの「ケーナ」の夫婦です。

▲ポーニャ・ケーナ宅を訪問

▲左がケーナ、右がポーニャ

いつも、お母さんのケーナが率先して穴を掘っているそう。確かに、ケーナの毛並みがやや乱れがち? お父さんはサボっているのでしょうか。

他のケージには、この夫婦から生まれた子どもたちが暮らしています。生まれた時期は、ケージごとにバラバラ。

▲2021年8月生まれのカホン(左)とアルパ(右)

カホンアルパはどちらも、2歳くらいの若いオスだそうです。最近ではナワバリ意識が激しくなり、普段はケージの中で微妙な距離感を保っているとか。

もしかして、アナホリフクロウたちの名前って……。
そうです、南米の楽器にちなんでいるんです。

▲いずれも南米発祥の楽器

アナホリフクロウが南北アメリカ大陸を中心に分布する鳥ということで、このような名前がついたとのこと。ところが……。

ちょっと、そろそろ名前のネタが……。あったらぜひください。

南米の楽器、確かにかなり厳しい縛りかもしれません。

▲今年(2023年)4月生まれの若い2羽。名前はまだない

生後3カ月くらいなのに、あまり大人と見た目が変わらないような。本当に成長が早いんですね。

さらに、ポーニャとケーナのいるケージには、今年(2023年)7月に生まれたばかりのヒナ3羽も暮らしているとのこと。取材当日は巣穴に隠れていて姿を見られませんでしたが、後日外に出てきたところの動画をいただきました!

▲モフモフのヒナと、鋭い目つきの両親

大宮でアナホリフクロウの魅力を堪能

というわけで、今回は「フクロウらしくないフクロウ」、アナホリフクロウに会うため大宮公園小動物園を訪れました。飼育に携わる豊田さんならではの視点から、意外な習性や魅力など、貴重な一面を知ることができました。ちゃんと穴を掘るんですね…。

現在、日本でアナホリフクロウを飼育している動物園は4箇所(日本動物園水族館協会に加盟しているもの)。うち関東唯一のスポットである大宮公園小動物園では、入場無料でアナホリフクロウたちに会うことができます。ぜひ一度、足を運んでみてください。

大宮公園小動物園へのアクセス

おまけ:大宮公園小動物園で出会った動物たち

▲フラミンゴに混ざるカナダガンたち

▲足元まで来てくれたハワイガン

▲埼玉県の「県民の鳥」シラコバト

▲イノシシに似た見た目のクビワペッカリー

▲カピバラ。夏は温泉ではなく、水草の浮いた池に浸かっている

▲ややあざといポーズのツキノワグマ。特徴的な模様もよく見える

最後におさらいクイズ!

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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