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前ページ:クイズを解きたい方はこちらから! 以下は問題の答えと解説です

クイズの解説

Q.1:HIKAKINとSEIKIN

どちらも日本を代表するYouTuberのHIKAKINとSEIKIN。2人は実の兄弟として知られています。

現在(2024年4月)、SEIKINが36歳、HIKAKINが35歳です。SEIKINが兄、HIKAKINが弟ということです。

2人は音楽ユニット「HIKAKIN & SEIKIN」としても活躍しており、代表曲の『YouTubeテーマソング』は、YouTubeで1億4000万回再生を突破しています。また、今年(2024年)4月にはおよそ3年ぶりの新曲『コール』を発表しました。

▲『YouTubeテーマソング』

▲『コール』

Q.2:川端康成と太宰治

『伊豆の踊子』などの小説で知られる川端康成は1899年生まれ、『人間失格』などの小説で知られる太宰治は1909年生まれです。

実は太宰治は川端康成に対し「刺す」と脅迫じみた手紙を送ったことがあります。

1935年、当時30代の川端康成は、第1回芥川賞の選考委員として作品を批評する立場にありました。一方、当時20代の太宰治は芥川龍之介を敬愛しており、意地でも芥川賞を獲得したいと考えていました。しかし、太宰は落選。川端は太宰の作品について「作者(太宰)の生活があまりよろしくないから、文学者としての才能が前に出てきていない」といった内容の批評を寄せました。

▲川端(左)から厳しい評価を受けた太宰

(それまでに何度も自殺未遂を繰り返していた太宰の生活は確かに破綻していたといえると思いますが、)この川端の言葉に太宰は大激怒! 川端宛てに太宰治は

「小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。刺す」

太宰治『川端康成へ』(青空文庫)より引用

などと、芥川賞を取らせてくれなかった川端への恨み節をつらつら書き記したのです。

とはいいつつ、川端宛ての手紙の内容は「金銭関係と世間体から選ばなかっただけでしょ? 本当は私(太宰治)が好きなんでしょ?」といった川端に対する必死な叫びとも取れる内容になっています。なんだか太宰治ってスゴい人物ですね……。

Q.3:マッチとライター

直感に反するかもしれませんが、実はライターの方が先に生まれました。

1827年にイギリス人が現代のものに近いマッチを開発し、その後、小箱の側薬にマッチを擦りつけて着火する安全マッチがスウェーデンやドイツで同時期に開発・販売されました。

一方ライターは、ピストルの発火部分を再利用する形で、17世紀頃に発明されました。日本でも18世紀にポケットライターの原型となるライターが発明されています。

Q.4:ベートーヴェンとモーツァルト

ベートーヴェンは1770年生まれ、モーツァルトは1756年生まれです。

モーツァルトは古典派を代表する作曲家です。古典派音楽の時代では、明快でわかりやすい曲調が好まれました。たとえば、モーツァルトの作曲した『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』や『トルコ行進曲』といった作品が挙げられます。他にもハイドンなどの人物が古典派音楽の作曲家として知られています。

一方、ベートーヴェンは古典派から次の時代のロマン派音楽へと移行する過渡期に活躍した人物です。「ベートーヴェンの何がすごいのか」についてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください!

Q.5:ツタンカーメンとクレオパトラ

ツタンカーメンは、紀元前14世紀ごろの人物とされ、18歳ほどの若さで亡くなり埋葬されたといいます。ツタンカーメンが亡くなってからおよそ3300年後の1922年にエジプトの「王家の谷」で彼の墓が発見され、黄金のマスクなどの副葬品がほとんど無傷の状態で見つかったことで、一躍有名になりました。

一方「絶世の美女」といったイメージの強いクレオパトラは、ツタンカーメンの時代からおよそ1300年も後の紀元前69年生まれの人物です。エジプト王国の王朝であるプトレマイオス朝の女王として活躍しましたが、紀元前31年にローマに攻め込まれ、最期は毒ヘビに身をかませて亡くなったと伝えられています。

実は歴史上「クレオパトラ」を名乗った女王は複数おり、最も有名な彼女は「クレオパトラ7世」として知られています。

▲ツタンカーメンの黄金のマスク
出典:Wikimedia Commons MykReeve CC BY-SA 3.0(画像を一部加工しています)

次回の「二択でGO」もお楽しみに!

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この記事を書いた人

松井一将

松井一将(マツイカズマサ)と申します。京都大学で美学・美術を勉強しています。クイズもしています。読者の皆さんの人生にちょっとした豊かさを与えられるような記事を書ければと思います。よろしくお願いします!

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