クイズの解説
Q.1:「パイタン」は何色のスープ?
「パイタン」は漢字で「白湯」と表記します。「湯」には中国語で「スープ」という意味があり、「白湯」で「白いスープ」を表します。
「白湯」は豚骨や鶏がらなどを煮込んで作られ、よくラーメンのスープなどに使用されています。
▲鶏白湯ラーメン
Q.2:血液中で酸素を運ぶのは「何」血球?
血液中には、「赤血球」「白血球」「血小板」などの有形成分と「血しょう」という液体成分があります。
「赤血球」は酸素や二酸化炭素の運搬など、「白血球」は体内に侵入する細菌の排除などの役割を担っています。
赤血球には、酸素と結合しやすい「ヘモグロビン」という物質が含まれています。このヘモグロビンが肺で酸素と結びつき、また各器官で離れることによって、全身に酸素が届けられています。
Q.3:サーモンは赤身魚?白身魚?
魚は、筋肉中に存在する赤色のタンパク質「ミオグロビン」の含有量によって、「赤身」と「白身」に区分されています。この定義では、サーモンは「白身魚」であるとされています。
実際、生まれた直後のサーモンの身は白色をしています。サーモンの身が赤くなるのは、エサとなるエビやプランクトンに「アスタキサンチン」という赤い色素の物質が含まれ、それがサーモンの体内に蓄積されるためです。
▲白身魚とは思えない
Q.4:カバの汗の色は?
カバは人間のような汗腺を持っておらず、表皮にある分泌腺から透明な粘液性の物質を分泌しています。
カバの汗は、分泌直後は無色透明ですが、次第に赤くなっていきます。この変化には、カバの汗に含まれる赤とオレンジの2種類の色素物質が関係していることがわかっています。
カバは粘性がある汗のおかげで、皮膚の乾燥や日焼け、細菌への感染を防ぐことができます。
▲カバ
Q.5:星の色。表面温度がより高いのは?
星の色は、その表面温度と大きく関係しています。表面温度が3000℃ぐらいの星は赤色、6000℃ぐらいの星は黄色、さらに高温だと白っぽくなり、20000℃を超えると青白くなります。
青白い星の多くは、質量が大きい若い星です。質量が大きい星は、密度が小さく、中心で発生したエネルギーが表面に伝わりやすくなっています。そのため、表面温度が高くなって青白く輝きます。
▲おおいぬ座の一等星「シリウス」
解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次回の「二択でGO」も挑戦してみてくださいね!
【前回の二択でGOはこちら】
【あわせて読みたい】