こんにちは、伊東です。
Google Chromeの「QRコードを作成するアイコン」については先週の「日常の発見」で初めて知りました。普段はQRコード作成ツールを使っていたので、ワンクリックでQRコードを作成できるのはとても便利ですね!
さて、元クラスメイトのノブからの質問に答えます。
私の好きな単語はvamos(バモス)です。vamosは動詞ir(イール、「行く」という意味)の一人称複数直説法現在形で、直訳すると「私たちは行く」という意味になります。
¡Vamos!のように使うと、「さあ、行こう!」や「がんばれ!」という応援のメッセージになります。誰かを応援するときに使ってみてください!
散歩をすることが好きで、よく東大・本郷キャンパスの周辺や上野公園あたりで散歩をしています。
先日、本郷キャンパスから本郷通り(赤門が面している通り)を北上していると、本駒込の駅を過ぎたあたりに寺がありました。
その寺がこちら。
「諏訪山 吉祥寺」と書いてあります。
中に入ってみると……
立派なお堂がありました。お堂に向かう参道は春には枝垂れ桜が咲き乱れます。このあたりにある寺の中ではかなり広い寺です。
さて、私が注目したのはこの寺の名前「吉祥寺」です。吉祥寺といえば、武蔵野市にあり、「住みたい街ランキング」で毎回上位に入る人気の街を思い浮かべる方が多いのでは。
吉祥寺のメインストリート・吉祥寺サンロード商店街
そういえば、あの吉祥寺のあたりには「吉祥寺」という寺はありません。調べてみると、吉祥寺という街の名前は、文京区本駒込にあるこの寺が由来となっていることがわかりました。
なぜ、武蔵野市の吉祥寺から15km以上も離れた文京区本駒込の寺に由来があるのでしょう?
吉祥寺にある文化財説明板によると、吉祥寺はかつて江戸城内にあり、1591年に現在の水道橋のあたりに移転したそうです。その後、水道橋にあった吉祥寺は1657年の明暦の大火で焼失し、現在の文京区本駒込の位置に移ったとのこと。明暦の大火では吉祥寺の門前町も焼失し、そこの住民たちは、幕府から現在の武蔵野市吉祥寺にある土地を分け与えられました。移住した人々の多くが吉祥寺の門前町出身だったため、吉祥寺村と呼ばれるようになり、現在に至るそうです。
なるほど、吉祥寺と本駒込には意外な繋がりがあるのね。
以上、散歩をきっかけに気がついた、ちょっとした発見でした!
ライターリレーですので、次はイデくんにバトンを渡します。こんな質問をしてみます。
過去の「日常の発見」はこちら。