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ランドマーク税理士法人

こんにちは、1758です。連載「日常の発見」、今週は私が担当します。

少し読書に疲れて、何気なく本の裏表紙を眺めていたときのこと。

おや、バーコードが上下に2段あります。バーコードなんてじっくり見る機会もないけど、大抵は1つだけじゃないか?

気になって本棚を漁ってみると、どの本にもバーコードは2つ。案外よくあることなのかと思い、家にあるものを裏返してひたすらバーコードを確認してみました(自分の部屋でなかったら怪しい人扱いされそうだ)。

ノート、シャンプー、CD、お土産のクリアファイル、使いかけのラー油。どれも1つだけです。やっぱり。

考えてみれば、書店員さんがレジで「ピッ」「ピッ」と2度読み取り機をかざしているのを見るような気もします。どうして本に限ってバーコードが2段ついているのでしょう?

どうやら、答えは「本は流通量が多いため、より詳細な管理が必要になる」ということのようです。

そして、バーコードを2つ記載するこの管理法は日本独自のものでした。洋書の場合、バーコードは1つが一般的です。

2段のバーコードの内容は次のようなものでした。

まず、上段ISBN(国際標準図書番号)と呼ばれる13桁のコードをシンボル化したもの。世界共通で書物を識別するための番号です。バーコードの右隣にも小さく「ISBN978-4-……」と書いてあるのが、下の写真でおわかりいただけるでしょうか。

▲上段はISBN

そしてその下にある「C0193 ¥760E」の表示は、「分類コード」と「価格コード」。

  • 分類コード:日本国内で定められた本の分類基準。書店での陳列場所を決める際などに参考にするそう。
  • 価格コード:名前の通り、お値段の表示。

これら2つをまとめたもの(日本図書コード)が、下段のバーコードの正体でした。

▲下段は日本図書コード

あらゆる商品についているバーコード。「本のバーコード・2段の謎」の他にも、あの縦線の集まりには意外な発見が潜んでいるかもしれません。

調べていくうちに、いつの間にか肉眼でバーコードを読み取る能力が手に入ったり……は、さすがにしないか。


さて、前回あめみーさんからいただいた質問にお答えします。

これは小さい頃から変わりません、ラムネです。

飲み物からアイスになると一層爽快感が増すような気がして、コンビニで見かけるとつい買ってしまいます。近々「クーリッシュ」のラムネ味が新登場するというニュースを見て、これからの暑い季節が少しだけ楽しみになりました。

次回は大学の先輩、チャンイケさんにバトンをお渡しします。グルメな先輩ということで、こんな質問を。

私は母が作ってくれたかぼちゃの煮物ですね。一人暮らしが長くなると、実家の味が恋しくなるものです。

過去の「日常の発見」はこちらから。

参考文献

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この記事を書いた人

1758

ライターネームの由来は日本史の「宝暦事件(1758年)」。大学では主に日本文学を学んでいました。

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