解説
Q.1 宮崎駿さんら日本人4名が「世界で最も影響のある100人」に選出
17日、アメリカの雑誌『タイム』が、今年の「世界で最も影響のある100人」を発表し、日本人からは4人が選出されました。
1人目は昨年『君たちはどう生きるか』を手がけたアニメーション映画監督の宮崎駿氏で、アニメーションの歴史で最も影響力があると評価されました。
2人目は社会学者の上野
3人目はオスのマウスのiPS細胞から卵子を作成し、子どもを誕生させる研究を行った大阪大学の林克彦教授です。不妊に悩む人や同性のカップルに希望を与えると評価されました。
4人目はアメリカ・イェール大学教授の岩崎明子氏で、新型コロナウイルスの後遺症のメカニズムを研究するなど、免疫学の分野を牽引する存在だとして選ばれたということです。
Q.2 今年3月、1カ月間での訪日外国人数が史上初めて300万人を突破
17日、日本政府観光局は、2024年3月の訪日外国人数が単月(その月1カ月間)として史上初めて300万人を突破し、308万1600人だったと発表しました。これは2023年3月と比較すると約1.7倍の多さで、増加の背景には桜の見頃や円安、3月下旬から始まったイースター休暇などがあるということです。
ちなみに、3月に最も多く日本を訪れたのは韓国からで66万3100人、以降は台湾の48万4400人、中国の45万2400人、アメリカの29万100人と続きます。
Q.3 岸田首相、バイデン大統領に輪島塗を贈る
今月上旬、岸田総理が日米首脳会談への参加などを目的に公式訪米し、バイデン大統領へ輪島塗のコーヒーカップとボールペンを贈りました。
コーヒーカップは青と黒のグラデーションで能登半島の海の夜明けが表現されていて、蒔絵でバイデン夫妻のファーストネームが刻まれています。またボールペンには、それぞれアメリカと日本を象徴するハクトウワシと鳳凰が舞う姿が描かれています。
手がけたのは輪島で200年以上の歴史を持つ田谷漆器店です。能登半島地震で職人や生産設備が大きな被害を受けたなかで今回の依頼を受け、作業場を支える地元の職人たちが3週間ほどかけて制作を行ったということです。
Q.4 20日、サカナクションが活動休止から完全復活
こちらの問題は、読者の方からいただいたテーマ「サカナクションの完全復活」をテーマに作成しました。
ロックバンドのサカナクションは、20日の幕張メッセでの公演を皮切りに、およそ2年ぶりとなる全国アリーナツアーを開催します。そして、これをもってしばらくの活動休止から完全復活します。
サカナクションは、2022年7月からボーカル・山口一郎さんの休養に合わせて活動を休止していました。昨年10月からは山口さんのソロライブツアーが開催されており、今年1月の公演では山口さん自身がうつ病を患っていることを公表していました。
ツアーが始まった現在も山口さんのうつ病が完治しているわけではありません。それでも、うつ病の自分を受け入れ、「元に戻る」のではなく「新しい自分」になって新しい音楽を作っていこうと、これからの音楽活動へ前向きな姿勢を見せています。
さぁ、いよいよだな。#サカナクション完全復活 #SAKANAQUARIUM2024turn
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) April 20, 2024
最後までお読みいただきありがとうございました。来週の挑戦も心よりお待ちしています。
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