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答え
答えは「内」です。「身内」「境内」「内裏」「内定」という4つの熟語ができます。
▲解答
「ある区域のなか」という意味で用いられることが多い「内」。「境内」は「境界の内側、特に神社・寺院の敷地内」、「内裏」は「天皇の住む所を中心とする御殿」を指します。
また、「内」という漢字には「自分の妻」という意味もあります。「家内」は自分の妻のこと、「内儀」は他人の妻のことを表す熟語です。
ヒントにあった「案内」という熟語は、現在では「あんない」と読み「道や場所を知らない人をそこに導くこと」という意味で用いられます。しかし、古語ではしばしば「あない」と表記され(撥音「ん」の無表記)、「事情や物事の内情」という意味の名詞や、「案内す」という形で「事情を探る、知る」という意味の動詞として、今とは違う意味で用いられていました。
ぜひ次回の「和同開珎」にも挑戦してくださいね。「今日の一問・漢字編」もおすすめです。
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