世の中に勉強法の本って数多ありますよね。『現役東大生が教える! 東大合格法』みたいなね(架空)。
あえて僕なんかの意見を言うのも野暮だとは思うんですが、僕はあれ、ぶっちゃけ読んでもあんまり意味ないと思うんですよね。
だって受験勉強って何やっても基本大外ししないじゃないですか。
受験勉強って言われて、あなたは何を想像しますか? 教科書や参考書を読む? 過去問を解く? 模試に行く? 塾に通う?
このうちどれに時間をかけても、そんなに間違いじゃないでしょう。たとえば2次試験で高得点を取りたいのにセンター試験の対策しかやっていなかったら結構やばいと思いますが、そこまでの大外しはほとんどの人はしません。
なんで僕は受験勉強法についての本を買うよりは問題集とか参考書買った方が、時間とお金の節約になると思うんですよね~。(個人の感想です)
とはいえ心細い受験生活。勉強本とかそういう寄る辺がほしい気持ちもわかるんです。
というわけで、今回僕は外山滋比古(とやま・しげひこ)著『思考の整理学』を紹介します。
ま、受験勉強に直接的に役に立つ本ではないので(受験勉強についての本ではないからね)、受験生がこの記事読んで時間無駄にしたからって責任はとれません。許してね。
『思考の整理学』の初版は1983年。以来30年以上にわたり読み続けられている名著です。
帯によると刊行から30年経た今なお生協の売り上げで「東大2位、京大2位、早大1位」の地位を占めるそうです。(こういう売り文句はなんとなく権威主義的で安っぽくは感じられてしまいますが……)
そんな『思考の整理学』にどんなことが書かれているかというと、簡単に言うと「思考やアイディアの整理術の紹介」です。
一部内容をかいつまんで、クイズにしてみました。拾い読み程度に解いてみてください。
いかがでしたか?
『思考の整理学』は30余りの短い章から構成されており、1つ1つの章の内容は独立しているので、長い文章が読めないそこのキミにも楽に読むことができます。
帯に書かれた「東大生の感想」には、「この本を読んでいないなんて、人生の半分を損している」とまで書かれています。(本1冊の厚みが半分を占める人生ってどんだけ薄っぺらいんだ……と思わざるを得ない感想ですが)
詳しい内容が気になったアナタはぜひ読んでくださいね。