2022年3月にQuizKnockのYouTubeチャンネルに登場した東大生、とむ。QuizKnockのパズル王・ふくらPとルービックキューブで互角に渡り合い、3カ国語を操る語学力を活かしたプレーを見せるなど、活躍が注目されています。
そんなとむの素顔に迫るインタビュー。前編となる今回は、QuizKnockに加入した経緯や驚きの留学エピソードなどを紹介していきます。
東京大学文科三類で教育について学ぶ2年生。語学・音楽・パズルが得意。QuizKnockの人気シリーズ「東大生〇人で朝からそれ正解!」の最新作では唯一の現役東大生となっている。
今回の聞き手。東京藝術大学卒のライター。QuizKnockには2017年より加入。
構成・執筆:野口みな子
目次
◎ QuizKnockに入ったきっかけはノブだった
◎ 3カ国語を習得「英語は裁判の証言もできます」
◎ 「辞書を持たずに留学」謎解き感覚でドイツ語を習得
◎ 幼児園児だったとむが衝撃を受けた「サンタからの手紙」
QuizKnockに入ったきっかけはノブだった
――まず、そもそもQuizKnockにはどういったきっかけで参加したんですか?
とむ きっかけはノブさんですね。去年(2021年)の夏休みくらいに、たまたまノブさんとサークルの繋がりでお会いする機会があったんです。私がもともとある程度は動画編集のスキルがあったので、その話をしていたら、「今編集できる人が足りてないから、うちにおいでよ!」みたいな感じで誘われてっていう感じですね。
▲ノブの誘いでQuizKnockに加入した
――ノブさんからの誘いだったんですね。それ以前から、とむさんはQuizKnockを知っていましたか?
とむ もちろん。中学か高校かくらいのときにはQuizKnockの動画を観てましたね。最初の「東大主」とかはリアルタイムで観ていたので、だいたい5年前くらいかなぁ。それこそ、まだふくらさんが顔出しをしていないときから。あ、イカの人※の顔出るんだっていう(笑)。
※ふくらPはYouTubeチャンネルの立ち上げ当初、顔を出さずにスプラトゥーンのインクリング(イカモード)のぬいぐるみを身代わりにして出演していた。
――めちゃくちゃ初期じゃないですか! かなり古参ファンですね。
とむ あまり古参アピ(ール)はしないですけど、実は結構昔から見てました。
▲「実は古参ファンなんですよ」
――じゃあ、ノブさんにQuizKnockに誘われたときって、どんな気持ちだったんですか?
とむ お〜、なんて言ったらいいか。私がお力になれれば……っていう感じですね(笑)。動画に出演したいとは全く思ってなかったんで。それでも、まずは面白そうだし、一応やってみようっていう。
最初に編集した動画は? お気に入りの1本も紹介
――とむさんは動画に出演しながら、動画編集のスタッフとしても働いていますよね。QuizKnockの動画はいつ頃から編集しているんですか?
とむ 去年の年末ですね。最初に公開された動画が、えっと……「【5ヶ国語】問題文に外国語入れまくったクイズ出してみた」でした。編集した順番に公開されているわけではないので、最初に編集したのは「文豪が使ってた当て字が難しすぎ」なんですが。
――まだ1年も経ってないんですね。
とむ そうですね、ノブさんに会ったのが去年の夏休みなんで、もうあれよあれよと来てますね(笑)。なんか展開が早いです。
――他に編集を担当した動画で気に入っているものはありますか?
とむ ん〜、どれが一番気に入ってるかな。最近の動画でいうと、五味輝心(ごみ・だいや)くんが問題を読む動画(「【丸投げ】問読み:小学生 解答者:クイズ王・クイズ王・クイズ王」)ですかね。
とむ 河村(拓哉)さんが楽をしている様子の南国風演出とか、輝心くんの「ファイナルアンサー?」のところとか、演出上の工夫が多かったところが気に入っています。
3カ国語を習得「英語は裁判の証言もできます」
――先日公開された動画(「何語で答えますかぁ??クイズ王なら3言語くらい使えるんでしょう〜???」)でも語学が堪能であることが伝わってきたのですが、とむさんは何カ国語を話せるんですか?
とむ いや〜、何ができれば「話せる」とするかによりますけど、とりあえず確実に話せるって言えるのは日本語、ドイツ語、英語です。英語は裁判で証言できるぐらいには話せます。
▲英語のレベルのたとえで裁判が出てくる