QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
見当もつかないので
「いったんスロットにするわ」
このシーンが生まれたのは、2022年11月26日に公開された動画「King Gnu 〜意味不明スペル知識No.1決定戦〜」。「King Gnu」の「Gnu(ヌー)」のように「発音からスペルが想像しづらい英単語」を、ふくらP、こうちゃん、乾の3人が、とむの発音から予想してスペルを当てていきます。
5問目は「実務知識」などの意味がある「サヴィー」という英単語。5問目ともなると出題されるスペルの不思議さに気づいてきたのか、3人は各自少しずつひねったスペルを綴っていきます。中でも、乾はthaの綴りで「サ」と発音するのではないかという大胆な予想を立てます。
▲1周目の解答はこちら
残念ながら1周目では不正解。しかし、とむから「すごく惜しい組み合わせがある、それぞれを組み合わせたら良さそう」というヒントをもらいます。
「組み合わせを変える」という発想から、妙案を思いついたのは乾です。「いったんスロットにするわ」と一言つぶやいた乾は、その場で独自の「サヴィースロット」を作成。スペルを4つのパートに分け、先ほどの3人の答えの要素を書き出し、この中に答えがあると考えたのです。
▲乾式スペルスロット、誕生
しかし、スロットを開発したところまでは良かったものの、このスロットで正解する可能性は(thかs)、(aかu)、(bかvかvv)、(iかiiかy)で2×2×3×3の36通り。そのことに気づいた乾は「30以上は無理だよお」と、この問題の難度を再確認することに。
そして2周目の解答。ふくらPとこうちゃんの解答は「savvy」と「savvi」で、2人の間でこの問題のポイントが共有されていそうな一方、スロットを開発した乾本人の解答はというと……何と「thaby」。スロットのなかでも「なさそう」な選択に、2人に「大穴の1着狙いしてる」「36分の1のなかで一番ない」と言われる始末。
▲思わずのけぞるふくらP
結局、ふくらPが解答した「savvy」が正解に。乾の、スロットにすることを思いついた頭のやわらかさと、それでも珍回答を生み出してしまった「乾らしさ」が両方現れたシーンとなりました。
とはいえ文字レベルでスロットにしたことはなかったので、ここで引っ張り出せたのは名案でしたね。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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