こんにちわ。QuizKnock編集部です。
芸術の秋!ということで、開催中の東京デザインウィークに行ってまいりました。
東京デザインウィークとは
1986年に「デザイナーズサタデー」という名称でスタートし、2015年に「東京デザインウィーク」への名称変更を経て、今年で31回目を迎える総合クリエイティブ・フェスティバルです。
国内外の様々な企業、ブランド、学校、デザイナー、アーティスト、ミュージシャンによる展示・ライブイベントを明治神宮絵画館前で毎年開催しています。
「クリエイティブ」というとちょっと距離感があるかもしれませんが、「アートよりの学園祭」っぽい感じで、クリエイティブ職のおしゃれな人々から家族連れまで幅広く楽しめる内容になっています。
最新のテクノロジーを用いた商品を展示する企業ブースから、アイデア勝負の学生参加ブースまで幅広い展示物が盛りだくさん。今年は北海道をテーマにしたおいしいフードコートもあります。
おしゃれなだけじゃない注目のアイテム
さて、そんな東京デザインウィーク、おしゃれな物からアートなもの、たくさんの展示物から1つピックアップしてお伝えいたします。
その展示物がこれ!
おしゃれな時計。シンプル。
竜頭(りゅうず:時計の時刻合わせ等に用いるボタン・装飾)を押すと……
色が変わった!!
どういう仕組みで色が変わるのだろう??
さっそく聞いてみると、
Kindleなどで用いられている電子ペーパーでできており、竜頭を押すことで白と黒を切り替えて表示しているそうです。 さらに、時計のシート面のデザインパターンも24通りも変えられます。(おしゃれ!)
電子ペーパーを素材とすることで、軽い・低電圧・色んな形に応用できる、等のメリットがあるとのこと。
内部構造はこんな感じ。かっこいい!!
この商品(FES Watch:お値段¥29,700-)を開発しているのは、なんと「SONY」さん! オーディオやPCに強いイメージがありますが、新規事業として電子ペーパーを用いたファッションアイテムの開発も行っているそうです。
FES WatchのPV。腕につけるとさりげなく目立ってかっこいい。 購入する人の多くが、クリエイティブな業界なのもうなずけます。
既に商品化されている「FES Watch」以外にもファッションデザイナーの「ISSEY MIYAKE」のアイテムで使用されていたりと、ファッション業界では注目度がとても高いようです。
電子ペーパーの応用範囲はこれからどんどん拡大してくようです。 近い未来に電子ペーパーでできた服や家具が販売されるかもしれませんね!
おさらい
週末どうでしょう
東京デザインウィークは11月7日まで。
開場時間:11:00〜21:00 ※最終日は20:00まで
入場チケット:2,500円(一般当日券)
11月5日、6日の土日は天気もよいようです。 今回ご紹介していない素敵な展示物やおいしい北海道フード目当てにいかがでしょうか? ご興味のある方は是非どうぞ!!
当メディアのテクニカルサポートをしているエンジニア藤田くん所属の「デジタルハリウッド大学院」の展示物。カラフルで幻想的。
タチコマ!!!!