こんにちは。最近攻めていると思う番組は、NHKBSのプレミアムカフェで流れる「リクエストコーナー」と、チバテレで深夜にやってる「マジかよ!!α」です。伊沢です。ネットで見られるほどの内容ではないので、ぜひ各人でご確認を。
おかげさまで当サイトも無事立ち上げから1か月を迎えることが出来まして、僕の連載もこれで5本目です。ありがとうございます。
さてさて、去る10月30日夜、ニコニコチャンネルの「クイズLIVEチャンネル」で「たほいやLIVE」に出演いたしました。僕が連載でクイズLIVEチャンネルの話するの2回目です。癒着ではないですよ!
今さらっと流しましたけど、「たほいや」ってなんやねんって話ですよね。いいでしょういいでしょう説明しましょう。
「たほいや」というのはですねぇ……
本来の意味:たほい屋。静岡などでの方言で、イノシシを追うための小屋。
この記事で扱う意味:上記を由来とする、広辞苑を使ったワードゲーム。言語センスと嘘つきぶりが問われる。
と、ファジーな説明を並べましたが、簡単にルールを書くと(面倒な人は飛ばしてネ!)、
- 参加者が親と子に分かれる
- 親が広辞苑からワード(お題)を1つ選び、子にその言葉を伝える
- 親はそのお題の正しい意味を広辞苑から写し、子はその言葉の「ダミー選択肢」を考える
- それぞれが書いた選択肢を親に集め、親が読み上げる
- 子はお題の正しい意味を選ぶ。親は正解者が居なければポイント。子は正解すれば親からポイントを貰い、さらに自分が書いた選択肢で騙せれば騙された人からポイント。
という感じです。要するに、
- 「親は広辞苑から、子が正解できなそうなワードを見つける」
- 「子は正解を考えつつ、他人を騙せそうな選択肢を作る」
ことを目指します。
で、ですねぇ……。
僕はチャンネル内で2回戦わせていただいたんですが、5人中4位、5人中5位という散々な成績。しかも、騙す方はそこそこ上手く行ったものの、2回を通して、
正解ゼロ! 騙されまくり!
もちろん、たほいやは正解を目指すだけのゲームではないですし、過程でのワイワイが楽しいゲームでもあります。
放送自体は超名勝負になり(安いから是非! 本来のクイズ番組には当サイトライター陣もたまに出演)、大いに盛り上がりました。
ただねぇ。仮にも「東大生クイズ王」の肩書で出ていて、正解ゼロはあかんでしょう。僕の老後を考えても、これだけ騙されまくる状態は不安です。
ということで、密かに対策を打つことにしました。
とはいえ、広辞苑を読み込むみたいなのはナンセンスですし、何より「たほいや」の面白さを損なう行為です。
そこで僕は、「たほいや風クイズ」形式で問題を作り「ヒトはどのように騙されるのか」を調査することを思いつきました。
ルールはカンタン。僕が広辞苑から抜き出したお題に対して、広辞苑に載っている正しい意味を選んで頂きます。
ダミー選択肢も僕が全て作りました。したがって、僕の書いたダミー選択肢の中に、広辞苑の表現がひとつだけ入る形になります。
つまり、僕の文章の癖を見抜き、正しい推理を重ねれば、単語自体を知らなくても正解にたどり着けるはずです。さあ、いざ勝負!
たほいやクイズ本番に進む(1/2)。