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1ページ目:自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の解説です

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

今回は私と一緒に解いていきましょう! 問題の条件をうまく活かすにはどうすればいいでしょうか?

今回の問題を解くうえで重要なポイントを以下にまとめました。

整理すると、

  • 垂線を下ろす
  • 新たにできた2つの直角三角形の関係に注目する

の2点です。これらのポイントを踏まえながら、問題を解いていきましょう。

垂線を下ろす

下の図のように点Eから辺CD、点Hから辺BCに垂線を下ろし、垂線の足を点J、点Kとしてみます。このとき、AH=BK=2cm、EB=JC=7cmであることがわかります。また、EJ・HKはそれぞれ垂線なので、新しくできた三角形HFK、三角形EGJは直角三角形になります。

新たにできた2つの直角三角形の関係に注目する

ここで、新しくできた直角三角形HFK直角三角形EGJに注目します。説明のため、HFとEJとの交点を点L、HKとEJの交点を点Mとします。

問題の条件から、HFとEGは垂直に交わるので、角EIF=90度です。したがって、三角形EILに注目すると、角ELI=180度-(角EIF+角IEL)=90度-角IELとなります。

また、HKとEJは垂直に交わるので、角HML=90度です。したがって、三角形HMLに注目すると、角HLM=角ELI=180度-(角HML+角MHL)=90度-角MHLとなります。

よって、角ELI=90度-角IEL=90度-角MHLとなり、90度-角IELと90度-角MHLが同じ大きさの角になるので、角MHL=角IELがわかります。よって、角FHK=角GEJです。

ここで、四角形ABCDが正方形であることと、垂線の性質から、四角形AHKBの4つの内角はすべて90度になります。したがって、AHKBは長方形であり、AB=HKです。また、四角形EBCJも同様に長方形になるため、BC=EJとなります。四角形ABCDが正方形であることからAB=BCであり、HK=AB=BC=EJ、つまりHK=EJとなることがわかります。

以上のことから、角HKF=角EJG=90度HK=EJ角FHK=角GEJの3つが成り立ちます。「三角形の1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい」ことから、直角三角形HFK直角三角形EGJ合同な三角形になります。したがって、KF=JGです。

ここで、BC=BK+KF+FC=2cm+KF+FCと表されます。加えて、CD=CJ+JG+GD=7cm+JG+10cm=17cm+JGと表されます。KF=JGであることと、正方形ABCDの性質からBC=CDであることを用いると、2cm+KF+FC=17cm+JG=17cm+KFです。

このことから、2cm+KF+FC=17cm+KFという式は、FC=15cmのときに成り立つことがわかります。したがって、FCの長さは15cmになります。

答え:15cm


補助線をうまく引いて考えることがポイントでした。

それではまた次の算数ノートでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

松林 陸

京都大学大学院理学研究科・修士2年の松林 陸です。普段は大学のサークルでクイズをしています。 大学では物理学を専攻しています。好きなものはクイズと旅行と科学。読者の方の日々に「ちょっとした学び」が生まれるような記事を書けるように頑張ります。

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