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1ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の解説です

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

今回は私と一緒に解いていきましょう! ポイントは、角度と長さの情報をフル活用して三角形同士の関係を考えることです。

この問題の解き方をまとめた図がこちらです。

辺の長さを①などと置き換えて考えることで、P、Qの中点としての性質を活かすことができます。

では、このポイントを踏まえて解いていきましょう!

角度の情報を整理する

角PCQの大きさを直接求めることはできないため、まずはPCQを含むより大きな角について考えます。そこで、下の図で囲まれた三角形APCに注目してみましょう。

三角形の内角の和が180度であることから、角ACPの大きさは180-(104+38)=38度と求められます。したがって、角APCと角ACPの大きさが等しいことから、三角形APCはAP=ACの二等辺三角形だとわかります。

長さの情報を整理する

続いて、問題中に示されている長さの情報についても考えましょう。PはABの中点であり、さらにQはAPの中点であるという情報から、AQの長さを仮にとおいてみます。

このときAPの長さはAQの2倍にあたるABの長さはさらにその2倍にあたると表すことができます。

さらに、先ほど求めた通りAP=ACであるため、APの長さもとなります。

ここで、三角形ABC三角形ACQに注目してみましょう。この2つの三角形はともに1つの内角の大きさが104度で、それを挟む辺の長さはそれぞれAB=④AC=②AQ=①です。

2つの三角形の関係がよりわかりやすくなるよう、104度の角を重ねたまま三角形ACQを下の図のように反転させてみましょう。

三角形ACQの頂点C、Qが移った点をそれぞれC'、Q'とすると、辺の長さの比についてAB:AC'=④:②=2:1AC:AQ'=②:①=2:1が成り立ちます。したがって下の図のように、AC'、AQ'の長さが2倍になるよう三角形AC'Q'を拡大すると、三角形ABCにぴったり重なるのです。

したがって、反転する前の三角形ACQも、拡大することで三角形ABCにぴったり重なります。三角形を拡大してもそれぞれの内角の大きさは変わらないので、角ACQの大きさは角ABCと同じ22度であることがわかります。

このような「拡大・縮小するとぴったり重なる」図形同士の関係を「相似」といいます。相似について、詳しくは中学校の数学で習います。

ここまででわかったことをまとめると、下の図のようになります。

以上のことから、求める角PCQの大きさは角ACP-角ACQ=38-22=16度となるのです。

答え:16度


示された情報をフル活用し、三角形の隠れた性質や関係に気づくことがポイントでした!

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学大学院修士2年の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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