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QuizKnockは「知のアーカイブ」になれたか?伊沢と編集部で10年を振り返る

10周年、これまでも、これからも!

QuizKnockは「知のアーカイブ」になれたか?伊沢と編集部で10年を振り返る

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2016年にWebメディアとしてスタートしたQuizKnockは、2026年10月2日に10周年を迎えました!

10周年を記念して、発起人のひとりである伊沢拓司と、現在Webの運営を担う編集部メンバーが集合し、座談会を行いました。

3周年のときに行った編集部座談会では、最後に「QuizKnockを『知のアーカイブ』にしたいね」と語っていた伊沢。あれから7年、QuizKnock、そしてWebメディアを取り巻く状況は大きく変化しました。QuizKnockは、伊沢が目指していた「知のアーカイブ」になれたのでしょうか?

伊沢拓司:QuizKnockの発起人。編集長を務めるなど、2021年頃までWebメディアを本格的に支えた。以降は連載「低倍速プレイリスト」の執筆などを担当。
石田武蔵:2022年加入。これまでに「高学歴ラップバトル」など大掛かりな撮影を含む記事を多く制作。
志賀玲太:2017年加入。動画ディレクターを経て、現在はWeb記事の企画・編集を担当。
あさぬま:2020年加入。取材記事やイベントレポートなどを多く担当してきた。
カタヤマ:2022年からQuizKnock編集部に所属。「クイズを味わう」の企画など裏方仕事が多く、記事ではレアキャラ。

「知のアーカイブにしたい」から7年

というわけで、10周年おめでとうございます! そしてありがとう!!!
3周年の座談会で「知のアーカイブにしたい」なんて大きいことを言ってるので、今日はそれを軸に振り返っていきたいと思います。
▲ぱちぱち!
最初は10人くらい、ほぼ顔見知りで始めたメディアで、ライターも東大と早稲田のクイズ研究会に入ってる会員が中心だったんだよね。
それが仁(京都大学)や神山(早稲田大学)、山上(東京大学)あたりから、だんだんいろんな人が加入して、みんなそれぞれ書くようになっていった。
Mimori(慶應義塾大学)さんやはぶき(東京藝術大学)さんもそうですよね。
クイズ研のつながりだけだと、どうしても書ける範囲に限りがありそうですからね。私もそうですけど、色々な大学のライターが入って、記事のジャンルも自然と広がっていったような気がします。
あと、紹介だけじゃなくて、ある時期には公募でライターを集めることもしたじゃん。知り合いの知り合い、みたいな輪の外から来てくれる人が増えたのは大きいよね。
公募のいいところのひとつは、クイズに限らず一芸に秀でた人に来てもらえるところですね。今までにいなかったタイプの強みを持つ人が増えますし。
10年の中で、書き手もどんどん入れ替わっていったよね。
そうですね。学生ライターはいつか卒業していってしまうんですが、いまは先輩・後輩のつてなどで新しいライターが入ってきてくれる体制ができていますね。

名物ライターたち

せっかくだから、Webを彩ってきた名物ライターたちを振り返ってみようか。
QuizKnockの初期を支えたライターといえば、やっぱりコジマさんですよね。一度は卒業されたけど、2025年には編集者としてカムバックしてくれたのも心強いです。

山本(祥彰)さんを凌ぐ漢字王・鹿野くんとか、日本地理に詳しい森田くん、彼に記事でよく連れ回されていた和歩たちが入ってきたのが2021年。
あとは、2022年から書いてくれているシャカ夫さんですね。やっぱり「百穀米」が名作。

木村 真実子さんも、シンプルなクイズ記事からみんなでワイワイやる企画まで、幅広く書いてくれていますよね。

去年の公募で入ってくれた村上アリサさんは、誰にも真似できない人体好きキャラを確立しましたし。

時代だねえ。書き手の個性がそのまま記事の幅になってるのがうちらしいところだし、書き手の多様性がまさに「知のアーカイブ化」に効いてるよね。

「学生のメディア」であること

メンバーは変わってきましたけど、「学生主体のメディア」というのは一貫していて、Web業界全体でみても珍しいですよね。そこは変えたくない、という思いは当初から伊沢さんの中にあったんですか?
当時はお金がなかったから、大学図書館を使いたかったというのがすごく大きかったかな(笑)。
はじめは百科事典に課金する余裕すらなかったし、「ついでにちょっと調べ物してきて」ができるのが学生の強みだったんだよ。
それは社会人になってから特に感じたね。俺も最初の2年は東大の図書館で作業してたけど、それができなくなったときに「大学ってすごいな」って。
QuizKnockにはいろんなことに少し詳しい学生が集まっているわけで、専門家ほどの深い知識はないけど、普通の人よりはものを知っているという立ち位置が、時にちょうどよく映るんじゃないかと思います。
たしかに、用語の定義とかにも専門性って出るよね。そういう詳しいことの解説ってさ、しゃべりだとスルーされることもあるけど、記事の形だったら見逃されにくい気がしてる。
アーカイブとしての正しさを守るうえで、今後も大事になってくると思うんだよね。
その上で、難しいところはきちんと取材したり、専門家に話を聞いたりする体制を整えたからこそ、両方の良さを担保できている気がします。
大学図書館みたいな偉大なアーカイブとは、また違った形のアーカイブになれているといいんですけどね。
ミニ図書館くらいにはなってきてるのかな。結論を出すには、ほかの角度からもWebを見ていかないとね。

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