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S.E.A.の活動拠点はプロメテウス火山のすぐ近く!

ファンタスティック・フライト・ミュージアムを経営しているのは、S.E.A.という団体とお伝えしました。

実は、S.E.A.の活動拠点となっている施設がディズニーシー内のどこかにあるのですが、ご存じですか?

正解はフォートレス・エクスプロレーション。プロメテウス火山のふもとにある要塞です。

▲S.E.A.の本拠地はここ!

この要塞がつくられた背景には、メディテレーニアンハーバーの守りを固めるため、スペイン国王によって15世紀に建設されたという物語があります。その後、1538年にS.E.A.が創設されると、スペイン国王カルロス一世によって彼らに譲渡されたのです。

▲要塞内にある大砲には、S.E.A.のロゴと創設年の1538という数字が刻まれています

この要塞の中には、3問目でも紹介したS.E.A.創設期のメンバーの肖像画が飾られており、現在まで名誉会員として称えられています。

▲創設期メンバーの肖像画

「タワー・オブ・テラー」のあの人もS.E.A.会員だった!

ちなみに、S.E.A.創設から300年近く経った頃のS.E.A.のメンバーのひとりに、大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー三世がいます。

▲左上にいるのがハリソン・ハイタワー三世。世界中を探検し、価値ある芸術品を強奪していたようです

彼は、人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」の舞台であるホテルハイタワーのオーナーでしたが、1899年12月31日、彼が乗っていた同ホテルのエレベーターが落下し、謎の失踪を遂げたことで有名ですね。

▲ハリソン・ハイタワー三世がオーナーを務めたホテルハイタワー。荘厳なつくりですが、どこか不気味です…… 

彼もまたS.E.A.の会員だったなんて……! ディズニーシー内にはS.E.A.との繋がりがたくさんあることがここからもわかります。

人気レストランは、もともとS.E.A.会員のための施設だった!

ディズニーシーの中には、カメリアを含めた S.E.A.会員をもてなすために建設された施設が複数存在します。

まさにS.E.A.のため! 要塞内のレストラン「マゼランズ」

要塞内にあるレストラン「マゼランズ」。3問目で、S.E.A.の名誉会員マゼランを称えて店名が付けられたとお伝えしましたね。こちらは、S.E.A.会員が食事をしながら会談する場として開業しました。

▲マゼランズの入口にも小さくS.E.A.のマークが

▲マゼランズの店内には、大きな地球儀と星座表が。S.E.A.との繋がりが感じられますね

ちなみに、「マゼランズ」の店内には、S.E.A.会員がこっそりと会談するために造られた、特別な秘密の部屋があるとか……? 皆さんも運が良ければ案内されるかもしれません。

ちなみに私ライター胡桃、「マゼランズ」には何回か足を運んでおりますが、このところ3回連続でそのお部屋に案内していただくという強運を発揮しています。普通のお部屋よりもさらにS.E.A.会員の気分で食事ができ、最高です……!

また、同じく要塞内にある「リフレスコス」は、S.E.A.会員が軽食をとる場として開業しました。

▲比較的リーズナブルな軽食が食べられる「リフレスコス」。S.E.A.のロゴ、見つけられますか……?

メディテレーニアンハーバーの大地主・ザンビーニ家

ソアリンの隣にあるレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」は、当時のメディテレーニアンハーバーの大地主・ザンビーニ家の末裔であったプリモアントニオエンリコの3兄弟が、S.E.A.会員をもてなすために開業しました。

ザンビーニ家が代々経営していたワイナリーを改装し、彼らが好きなピッツァやパスタを提供するイタリアンレストランとなりました。

▲プリモはパスタ、アントニオはピッツァ、エンリコはリゾットが好物のようです

▲店内には、所々にかつてのワイナリーの名残が

ここでちょっとしたクイズ。

以下の画像は、ザンビーニ家が生産するオリーブオイルの広告です。実はこの広告、メディテレーニアンハーバーではないどこかにあるのですが、ご存知ですか?

▲右下には3兄弟がいますね。目立つ場所ではありませんが、割と大きいので見つけやすいかも……?

わからなかった方は、次にディズニーシーを訪れた時にぜひ探してみてください!

「ホテルミラコスタ」もS.E.A.会員のために建てられた

ディズニーシーと一体となっているホテル「ホテルミラコスタ」も、同じくこのザンビーニ3兄弟が、S.E.A.会員をもてなすために建設したという物語が用意されています。

当初はレストランに隣接する形で建設されましたが、年々S.E.A.会員が増えたために増築を重ねることとなり、現在の「ホテルミラコスタ」の姿となりました。そのため、開業当初から存在するレストラン側は古く、そこから離れるにつれて新しく綺麗な造りになっています。

▲この景色はいつ見ても飽きません。嗚呼絶景……

ソアリンの土地もザンビーニ家から買いました

ソアリンは、メディテレーニアンハーバーに位置します。それなら、ミュージアムが建っているこの土地も……?

そうです、ザンビーニ家はメディテレーニアンハーバーの大地主ですもの。この土地ももともとはザンビーニ家のものでした。

それがわかるのは、ソアリンの建物内に飾られているこちら。この土地の売却証明書です。「ザンビーニ」と書いてありますね。

▲ゼーノ・ザンビーニ、ジュリアナ・ファルコ(チェッリーノの妻でカメリアの母)、チェッリーノ・ファルコとの間でこの売買契約を結んだようです

このミュージアムの創設者チェッリーノは、妻ジュリアナと共同名義でザンビーニ家から土地を購入し、飛行の魅力が詰まった芸術品を展示するミュージアムを建設したというわけです。

皆さんがソアリンを楽しめるのも、ザンビーニ家のおかげというわけです。ソアリン好きの皆さん! 次にソアリンを楽しんだ後は、「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」を利用し、感謝を述べておきましょう……!

未来のS.E.A.会員を目指して

今回は、ソアリンやそれに深く関わっている施設のBGSを追っていきました!

これらを知ったうえでディズニーシーに足を運んでみると、きっとこれまでとは違った景色が見えるはずですよ。

さあ! 皆さんも未来のS.E.A.会員を目指して、冒険とイマジネーションの海への旅に出発です!

クイズの答え

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この記事を書いた人

胡桃

慶應義塾大学大学院修士課程2年の胡桃です。心理学を学んでいます。心理学の面白さを伝えられる記事や、日常の中のふとした疑問を楽しみながら解決できる記事を書くことが目標です。写真撮影とディズニーが大好き。記事を通して一緒に楽しく学んでいきましょう!

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