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[法務省]人権問題は決して、自分以外の「誰か」のことではありません。
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こんにちは、Yoshidaです。

今回の「なんクイ」は私、Yoshidaが担当いたします。前回の記事では、クイズを出す際に気をつけることをあげつつ、みなさんが知ってそうな題材で問題を出しました!!

しかし、今回は2回目の担当なので、自分が好きなこと、とりわけ化学に関する問題を出したいと思います。

みなさんはグラファイトという物質をご存知でしょうか。日本語では「黒鉛」といい、身近なところでは鉛筆の芯や潤滑剤として用いられています。

このグラファイトという物質は、炭素が六角形の格子状になってハチの巣のように並んだシートが、層状に積み重なった構造をしています。このシート1枚1枚をグラフェンといいます。

▲グラファイトの構造 

グラフェン自体は非常に丈夫なのですが、それぞれのグラフェン間の結合は弱いため、グラファイトは層状に剥がれやすい性質を持っています。おもしろいですね。

▲グラフェンは、はがれやすい

このような性質を見て、化学者たちは「1枚のグラフェンを取り出して、性質を調べたい」と思っていました。

しかしながら、相手は厚さが約1ナノメートル(10億分の1m)しかない薄膜です。グラフェンがお札ぐらいの厚み(約0.1mm)だとすると、1 cm角のグラファイトは一辺1kmほどの巨大ブロックにもなります。

それゆえに、1枚のグラフェンの取り出しは非常に難航していました。さて、そこで問題です。

「誰でもできそうなことでも最初に考えたり行動したりするのは難しい」という意味の「コロンブスの卵」という言葉がありますが、今回のクイズの題材はまさにそれに当てはまると思いました。

研究に限った話ではありませんが、「思いついたことをとりあえずやってみること」は、とても大切なのだと日々感じます。

それでは、また会いましょう。

【前回の記事はこちら】

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この記事を書いた人

Yoshida

東京大学大学院博士課程1年の吉田と申します。私の記事が、誰かの「楽しいから始まる学び」のきっかけになればと思います。

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