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どうもどうも、ハルです。「なんかクイズ出してよ」、実はあんまり言われたことがないんですよね。

一応こだわりはあるのですが、それはさておき、まずはクイズに行きましょう。

僕が人にクイズを出すときに、意識しているポイントが大きく分けて二つあります。

1.「相手が知っていること」にまつわるクイズ

もし「何でもいいからクイズ出してよ」と言われたとしても、それなりに題材を考えて出すのが親切というものです。

たとえば、僕がアイドルのファンだからといって

Q. =LOVEの『祝祭』と≠MEの『ピオニーズ』のMVでともにロケ地となった、俳優の故・津川雅彦がスコットランドから移築した古城を中心とする、群馬県のテーマパークは何?

A. ロックハート城

といったような問題を早口で出題しようものなら、

え?
あー、おもしろいね笑
最近ミーグリで見ないと思ったら、推し増ししたな、オメー

顰蹙ひんしゅくを買います。知らないものについて、推測しようもないことを聞かれても、面白くありません。

相手が好きな分野、興味のある分野を知っていればそれに合わせた問題を出しますが、そうでない場合は、皆が共感できるような物事を題材にするのがよいと思います。

▲MVにも登場するお城はこれ via Wikimedia Commons Mukasora CC BY-SA 3.0

2.“自分らしさ”が出るクイズ

一方でせっかくなら、自分の“好き”や“強み”と結びついたクイズを出したいと考えています。

僕は大学でクイズを始め、同期や先輩後輩、色々な人が作る問題に触れてきましたが、「この人っぽい題材選びだな」「この人っぽい切り口だな」と感じるクイズは、強く印象に残っているものです。

今回出したクイズは、僕の専門分野である有機化学、そして好きなアイドルである≠ME(ノットイコールミー)さんの楽曲『秘密インシデント』が結びついています。

『秘密インシデント』: 指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ・≠MEの楽曲。歌詞中に「雨上がり晴れた空」や「湿った土の匂い」といったフレーズが登場する。本記事のクイズを作成するヒントになった。

問いと答えに何を据えるかはもちろん、問題作成に至るまでのストーリー性もまた、クイズを構成する大切な要素だと思います。

ただ事実を並べて問題文の形にするのではない、作問者ならではの工夫……問題文の「匂い」もまた、クイズの魅力のひとつなのかもしれません。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました! 最後はこの曲で締めましょう。

≠MEで、『秘密インシデント』。


【前回の「なんかクイズ出してよ」はこちら】

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この記事を書いた人

ハル

慶應義塾大学で有機化学を学んでいます、ハルです。クイズ研究会所属。「知ったことを人に話したくなる」「日常が面白くなる」記事を目標に執筆していきます。よろしくお願いします。

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