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QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。

ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。

主導権を勝ち取ったのは……? 

 

「カットできるようにしときました」

 

この名場面が生まれたのは、2022年11月16日に公開された動画「大司会時代を制するのは誰だ!?3人同時に司会してみた!」。この企画では、乾、こうちゃん、須貝駿貴の3人が司会者となり、己の知識だけでどれほど正確に正誤判定できるかで「司会No.1」を競いました。

▲タイトルすら被りたくない

1問目から、須貝が問題を振り、こうちゃんが問題を読み、乾がフォローするというなんともはちゃめちゃな滑り出しを見せたこの企画。解答者にコメントを振ったり問題文を読んだりという普段なら1人でやることを3人で奪い合うため、普段の企画ではあり得ないことも起こります。

▲非難囂々になることもしばしば

全ての問題を終え、須貝と乾が解答者(という設定)のふくらPの得点に触れます。そんななか、こうちゃんは司会者の3人がどれだけ正誤判定を正確にできたかを示す「正誤判定ポイント」の振り返りを始めました。

▲ポイントが1番高かったのはこうちゃん! 

▲であっているが……2人からの視線は冷たい

須貝と乾が1問ずつ正誤判定を間違ったため、「正誤判定ポイント」が一番高いこうちゃんが勝者に。しかし、2人の冷たい視線がこうちゃんに突き刺さります。こうちゃんは戸惑いつつ「え、もしかして、共に戦った仲間を祝福できない?」と、この「大司会時代」を共に乗り越えた2人に必死に訴えかけます。

その空気を断ち切ったのは、須貝の「はい!ということでね!」という言葉と爽やかな笑顔でした。普段からQuizKnockの動画を締める際に使われる言葉を使いこなした須貝は、「カットできるようにしときました」と自ら編集点を作りだす仕切りぶりを見せます。これが「司会者力」なのか……!? 

▲何事もなかったかのような爽やかな笑顔

▲ありがとうございます(?)

この言葉にふくらPと乾は吹き出しますが、こうちゃんはひとり「なんでだよ!」とご立腹の様子。正誤判定ポイントではこうちゃんが制した「司会No.1決定戦」でしたが、司会者としては須貝が1枚上手だったようです。

ここに至るまでの3人のドタバタ劇と奮闘は、ぜひ動画でご確認ください。

発言やノイズの被りのなさがカットのしやすさ、通称カッタビリティ(須貝が今考案した語)を高めます。前の人の語尾に被ったりしてボケを続けたりすると、前の人のボケが面白くてもくだりごとカットされます。そんな非情さが見やすいYouTubeを支えているのです。こうちゃんの発言の周りで須貝と乾は一言も発していません。脳内カットが完全に完了していましたね。

▲あの名シーンから再生されます


次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!

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