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QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。

異色の経歴に思わずツッコむ伊沢

「おまえ学歴の使い方間違ってるだろ」

このツッコミが登場したのは、2019年2月2日に公開された動画「【爆笑】東大生が偉人生成バトルしたらヤバい奴うまれた【ソクラテスラ】」です。人気カードゲームの「ソクラテスラ」を、伊沢拓司、山本祥彰、こうちゃん、須貝駿貴の4人がプレイします。

「ソクラテスラ」とは偉人の名前が分割された「左腕・胴体・右腕」のカードを組み合わせて、オリジナルの偉人を生み出すゲームです。高学歴な4人の知識と感性でどんな偉人ができあがるのかが見どころです。

▲「始皇帝」と「クレオパトラ」と「シェイクスピア」を組み合わせて「始オパピア」も召喚できちゃう

ゲーム開始からユニークな名前と経歴の偉人が召喚され、笑いが絶えない展開に。1戦目を須貝が、2戦目を山本が制し、迎えた3戦目は「武力が高い偉人が勝利する」というルールで戦うことになりました。

4人はさまざまな偉人をつくりあげていきますが、圧倒的な武力を持つ偉人はなかなか出てきません。そんななか、山本が召喚したのが「9歳から陸軍幼年学校で学ぶ。/300人の兵士と共に/ポーランドを消滅させた」というナポレオン・レオニダス・エカチェリーナ(2世)を組み合わせた経歴を持つ「ナニダーナ」でした。しかも、「武力が22」という今回1番の強さを見せます。

▲経歴と名前のギャップがすごい

山本の「ナニダーナ」にはこうちゃん、須貝の2人も敗れてしまい、残るは伊沢のみとなりました。

そこで伊沢がつくりあげた偉人の名は……「ニュンリン」。ニュートンとガンディー、スターリンを組み合わせた結果、最大級に脱力する名前の偉人が誕生してしまいました。

▲「ニュンリン」がツボッてしまった3人

さらに、ニュンリンの「若くしてケンブリッジ大学に通う。/非暴力非服従を唱え/恐怖により人々を支配した」というちぐはぐすぎる経歴も明らかに。自分で「ニュンリン」をつくった伊沢でしたが、「学歴の使い方間違ってる」というツッコミをするしかないのでした。

▲素早いツッコミ

ちなみに注目の「ニュンリン」の武力は9。武力22の「ナニダーナ」には遠く及ばず、山本が勝利する結果に。負けはしましたが、伊沢とソクラテスラの魅力がたっぷり詰まった名シーンでした。

学歴などというものは人の持つ様々なラベルのうちのひとつでしかなく、年若い頃に何度か測った「一時的なランキング」以上のものではありません。むしろ大事なのはそこを志した理由であり、その学校で何をしたかでしょう。

ニュンリンがケンブリッジに何を望み、何を学んで「恐怖」という手段に至ったかはわかりません。学びに「良い/悪い」の線引きをすることも詮無せんなきことです。しかし、名前のみに憧れて入った大学で何かが屈折したのならば、初心を取り戻す機会がなかった彼は不運だなと思います

何の話やねん。

▲あの名シーンから再生されます

次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!

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