QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
伊沢への最終問題は懐かしのアレ
「カービィの足の色は?」
「青!」
この名場面が生まれたのは、2019年11月25日に公開された動画「【100万人登録記念】7人のクイズ王の頂点を決める!!」。
QuizKnockのYouTube登録者数100万人を記念したこの動画では、メンバーの1人が問い読みをして1人が解答する、タイムショックの形式でQuizKnockのクイズ王決定戦を行いました。
クイズ企画を行う場合、メンバー全員が動画に出演していても誰かが問読みを行わなければならないため、出演者の中から1位を決めるというのは当時初めての試みでした。
▲名場面集はありがたいことに100回を迎えました
メンバーが1人ずつチャレンジし、最後に挑戦したのが、QuizKnock編集長の伊沢拓司。
▲伊沢の挑戦が、今、始まる!
100万人企画ということもあり全体的にテンションが高めな伊沢は、矢継ぎ早にクイズが出題されるタイムショック形式でもひるむことはありません。
「晴れと快晴。雲が多いのは?」「地震のP波とS波。伝わるのがはやいのは?」といった問題に加え、「性のアイデンティティの言葉。11文字で?」という過去の動画で出題された問題にも、クイズ王らしくしっかり正解していきます。
そして11問目に出題されたのが「カービィの足は何色?」。これに伊沢は「青」とはっきり回答し、満点を確信したのか少し嬉しそうな表情を見せます。
▲口角が上がってますよ
しかし、結果発表で問読みの河村拓哉から伝えられた正解数は12問中11問。驚いた様子で間髪入れずに「え、何間違えた?」と言う伊沢に、河村が「カービィの足」と答えると、伊沢はそのまま笑いながらソファーに倒れ込んでしまいました。
▲完全に予想外のことが起きた人の顔
実はこのカービィの問題は、QuizKnockのYouTubeチャンネルで初めて出した動画「【激ムズ】 クイズ王が色あてクイズに挑戦してみた!」で出された1問目の問題でした。しかも伊沢は当時も「青」と、今回と全く同じ誤答していたのです。
▲それは私たちも思っています
QuizKnockのYouTubeチャンネル史上最初の問題かつ最初の誤答にもかかわらず、図らずも2年前の完全再現となってしまった伊沢に対して、作問者の河村から出た言葉は「成長なし」。伊沢自身も「2年間でなにも変わってませんな~」と反省しきりです。
▲悔しさをにじませながらも、最後は前向きに宣言!
満点まであと一歩のところでの誤答に、人一倍悔しそうな表情を見せた伊沢。メンバーの勇姿と対決の結果はぜひ動画内でご確認ください。
この動画以来、街なかでも、QK GOでも、会う人会う人みんなに「カービィの足は何色?」と尋ねられます。いまだに。回数的には「今日は何で来たの?」→「伊沢TAXI」といい勝負ですね。
この1問をきっかけに、たくさんの人とクイズをして、話に花を咲かせて、交流を広げることができました。覚えてくれる人たち、ありがとうございます。
やっぱり失敗ってね、その場ではガックシ来るかもしれないけど、長い目で見るとそれがなにかのきっかけになったりするんですよね。そんなことをわかっててもしょげはするんです。1回絶対しょげる。まあしょげないようになったらそれはそれで良くないし。でも、失敗を繰り返して、誤答を重ねて、そうしてるうちに「まあでも今後につながるよな」っていう切り上げのタイミングが上手になってくもんなんです。ちょうどいい塩梅のガックシタイムで済むようになる。長くもなく、短くもない、ちょうどいい反省。これを「逃げ」と見るか、「生きるのが上手」と見るかはその人次第ですけど、失敗を上手に飲み込んでとりあえず前に進むという力は、持っておくに越したことはないなと思います。これはアドバイスというより感想ね、感想。あくまで。でもやっぱりこの1問もまた、1問分前へと進む良き糧だったなんだなと、今になって見れば感じられるんですよ。誤答を正解に変えるためには、動いてみるしかないですから。そう思えた、とても価値ある素敵な1問でした。
だからまあ、もうこれは正解ってことでいいですよね。パーフェクトで優勝です。おめでとうございます俺。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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