QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。今回紹介するのはあのメンバーの名場面です。
ゆるさが一切ないゆるキャラが爆誕
「同様に確からしい」の「概念」のゆるキャラ
たしからし子ちゃん
この怖すぎる「ゆるキャラ」が登場したのが、2020年7月16日に公開された動画「第一回「概念」ゆるキャラグランプリ」。ゆるキャラの可能性を広げるべく、メンバーが「概念」をモチーフとしたゆるキャラを作って披露しました。
目に見えない「概念」をどうやってゆるキャラにするのか? お題の時点ですでに波乱の展開が予想されます。
▲伊沢拓司が企画説明をするも、お題がトリッキーすぎてメンバーはピンときていない
メンバーがそれぞれ個性豊かなアイディアを発表していくなかでも、特に異彩を放っていたのがこうちゃんの「ゆるキャラ」でした。
「QuizKnockで出すからには皆さんに学びを届けたい」と意気込んで、こうちゃんが題材に選んだ概念は「同様に確からしい」。「同様に確からしい」とは数学で用いられる用語で、「考えられる結果が、それぞれ同じように起こる可能性がある」ということを意味しています。
たとえば、サイコロを振ったときに、1〜6の目が出る確率は同じ程度だと考えられます。このとき「どの目が出ることも同様に確からしい」と表現します。
▲学びポイントはここで終わりです
そんな「同様に確からしい」の概念から、こうちゃんが生み出したのがその名も「たしからし子ちゃん」。名前については「わかりやすい」とメンバーから好感触も得られましたが、そのビジュアルが発表されると事態は一変します。
▲見てくださいこの夢に出てきそうなビジュアル
▲ふくらPの反応にびっくりしてるこうちゃんの表情からも「ガチさ」がうかがえる
泣く子が一生泣けなくなるような
▲「たしからし子ちゃん」の何かが河村の琴線に触れたらしい
こうちゃんの猛攻は続き、「たしからし子ちゃん」にはすべての面に目と足がついており、「どの面を正面にして歩くかは等確率」という怖すぎる設定まで発表され、間違いなく「同様に確からしい」の新領域を切り拓いていきます。
▲怖すぎてもう全然頭に入ってこない
メンバーからは「『ちゃん』的な要素はどこへ?」「全然ゆるさがない」「着ぐるみで見たら死ぬと思うんだけど」などツッコミが止まりません。画力についてはしばしば話題になるこうちゃんですが、その独創性が爆発した動画でした。
▲あの名シーンから再生されます
たしからし子ちゃんのどこかの面の足の数が多かったり少なかったりすると、たちまち「同様に確からしくない」たしからし子ちゃんになってしまうんです。この点で非常に教育的なデザインをしているため、教育機関への普及を進めたいです!
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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