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どうもー、QuizKnockの問でーす。

毎年恒例「思い出のクイズ 番外編」のお時間がやってまいりました。何が毎年恒例なのかというと、ここ3年、クイズ大会abcの優勝者が、そのウイニングアンサーを「思い出のクイズ」に寄稿しているんですね。ふむふむ。

何がすごいかって、abcの優勝者が3年連続、僕含めたら4年連続でQuizKnockから出ているんですよね。クイズが強い人がたくさん所属していてすごい!

言い忘れていましたが、東問は

abc the21stで優勝

しました。

▲伊沢さんからメダルをもらえて嬉しい!(写真提供:abc/EQIDEN実行委員会)

初めてのabcは驚くことばかり

僕とabcの出会いは、今から9年前にさかのぼります。中1にして入会したラ・サール中高(鹿児島県)クイズ研究会では、日々abcの過去問でフリバをしまくっていました。

フリバ:クイズの練習形式のひとつで、簡単にルールを決めて(あるいは決めずに)早押しクイズを繰り返すこと。「フリーバッティング」の略。

そして、クイズを始めて1年後の2015年3月、僕が初めて参加した本州のクイズ大会が、abc the13thです。

「すごーい! 人がたくさんいる!」「ペーパー6割くらいしか解き終わらなかったー」

などと驚いているうちに大会は終わり、世の中にはクイズ強い人がたくさんいるんだなー、と思いました。

しかし若いとは恐ろしいもの。未熟ゆえにその遠さもわからず、更にペーパーが全部4択クイズだったので、本気出せば、来年壇上に行けてもおかしくないよなー、みたいなことを、言ちゃんと話していた気がします。

※abc the13thの第1ラウンドのルールは、25分間で4択クイズ150問を解くというものだった。

その後、僕が実際にペーパーを通過するのは4年後の話……。

押すつもりなかったクイズが命運を分けた

話は飛んで2023年3月。今年もabcの季節がやってきました。今年は人生で初めてabc対策企画を主催し、QuizKnockのお仕事も1カ月ほどお休みをいただいて対策を練り練り。

事前の感触としては、ペーパー通過できるか不安だなー、といったところでしたが、当日になると例によって本番パワーを発揮し、とんとん拍子で勝ち進みます。

▲対策の成果が実って嬉しい!(写真提供:abc/EQIDEN実行委員会)

さて、当日の「思い出のクイズ」はたくさんあるのですが、どれを選びましょうか。

兵役の免除/を巡って韓国の世論を大きく揺るがした、代表曲に『Dynamite』があるアイドルグループは何でしょう?
BTS!
弁慶が何も書/かれていない巻物を手に長台詞を述べる場面が見どころの、歌舞伎十八番のひとつに数えられる演目は何でしょう?
『勧進帳』!

などなど、自分でも意味不明なところでボタンを押して正解できたクイズがたくさんありました。今日も調子がいい!

その中でも今回は、タイムレース第2セットの残り10秒ほどといった場面で読まれた、こちらの問題をセレクトしました。

「問題。マンゴーを加えたアレンジも定番の、/」

ヤバっ、押しちゃった。

マンゴーラッシーだと思って押したけど必然性はゼロ。

誤答したら確実に敗退になる場面、ヤバすぎてアーカイブでは僕の「ヤバっ」という声がマイクに……。まあ言うしかないので、

ラッシー!

と答えたら正解でした。よかった~。

クイズをしているときは「押す必要がない場面」だと思っていましたが、後から振り返るとこれを答えてなければ(失格者を決める)サドンデスに巻き込まれていたので、意外にもこの正解が命運を分けたんだなーと思い、見事「思い出のクイズ」に選出されたわけです。

決勝の舞台で、弟・東言と作戦会議

abcで決勝に進むと、セコンドというサポーターを呼ぶことができます。

セコンド:abcの決勝で、選手と作戦会議などを行うことができるサポーター。選手ひとりにつき2人まで呼ぶことができ、クイズサークルの仲間や先輩・後輩など、関わりの深い人を呼ぶことが多い。

僕はこのセコンドに、弟の東言だけ呼びました。

▲僕をお姫様抱っこしているのが言ちゃん(写真提供:abc/EQIDEN実行委員会)

▲言ちゃんと一緒に決勝に臨みます(写真提供:abc/EQIDEN実行委員会)

次ページ:決勝の舞台で、兄弟が繰り広げた作戦会議の内容とは?

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この記事を書いた人

QuizKnock編集部

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