どうも、QuizKnockの山本です。
クイズ未経験ながら、ももクロを応援するために参加した高校生クイズで4位に入賞。
そんな数奇な運命でクイズに導かれてから早7年。今ではクイズを生業としております。
今回の「思い出のクイズ」では、趣味でも仕事でも数えきれないほどクイズと触れてきた僕の思い出に深く刻まれている、とっておきの1問をご紹介します。
時は、2019年3月17日。「EQIDEN2019」という大会に出場していました。
EQIDEN(エキデン)は、abcという大会と同日に開催される団体戦。大学4年生以下の学生で構成されたチームが出場できる、学生サークルの早押しクイズ日本一を決める大会です。僕はこのとき大学4年生で、EQIDENに出場できる最後の年でした。
◇
ついに始まったEQIDEN2019。仲間の活躍にも助けられ、僕の所属する早稲田大学チームは危なげなく決勝へ進出します。
EQIDENの決勝は、箱根駅伝のように往路と復路に分かれたリレー形式で行われます。また、往路で勝ち上がらないと復路へ進出することができません。
僕が務めていたのは往路のアンカー。復路へとたすきをつなぐ重要なポジションです。
往路が始まると、メンバーそれぞれが調子よく正解し、僕があと1問正解すれば勝ち抜けという局面に。しかし、さすがは猛者ぞろいの大会。そう簡単に僕のランプは光りません。
待ってちゃ駄目だ。攻めよう。
そう気持ちを切り替えて、次の問題に耳を澄まします……
問題。飼い猫の「まるお」と/
猫の「まるお」……? 聞き覚えのあるワードだ。攻める。押すぞ。
ポーン
こぼれる問読みの声。
問題。飼い猫の「まるお」と/「もふこ」
よし、ボタンが点いた。「まるお」と「もふこ」の聞き馴染み。僕はこの2匹の猫を絶対に知っている。
あとは思い出すだけ。動け、頭。導け、答え。
そうだ……!
力をこめて答える。
「ヒカキン!!!」
鳴り響く正解音。弾ける喜び。ボタンを押してから解答までの時間は約2秒。
YouTuberである僕が、YouTuberの大先輩の問題に正解する。ただでさえうれしい復路進出に加えて、できすぎた展開。これだから、クイズはやめられない……。
華々しい正解として語ってきたこのエピソードですが、みなさんお気づきでしょうか。実はこのとき、僕は大きな失態を犯しています……。
そう。大先輩であるHIKAKINさんを、「ヒカキン!!!」と呼び捨てにしてしまったのです。
HIKAKINさん、この場を借りて謝らせていただきます。すみませんでした!
私信
— 伊沢拓司 (@tax_i_) March 17, 2019
HIKAKIN「さん」ね!!#EQIDEN2019
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