こんにちは、伊東です。
私はクイズ番組が好きで、高校のクイズ研究同好会の門を叩きました。大学でもTQC(東京大学クイズ研究会)に入り、クイズを楽しんでいます。
クイズプレイヤーとして、出題されたクイズに答えることはもちろん楽しいですが、それと同じく楽しいと感じていることは「クイズを作ること」です。
私が「思い出のクイズ」として選んだ1問はこちら。
この問題は、私が執筆した初めての記事、2019年4月1日公開の大人の常識Knockの1問目。
大学生になり、クイズを作ることに停滞感を覚えていた私は、QuizKnockで記事を書き始めたことをきっかけに、クイズを作ることの新たな楽しみ方を見つけました。その最初の1問がこの問題なのです。
クイズを作る楽しさに気づいた高校時代
高校のクイズ研究同好会でクイズを始めた私は、1年生の秋に、部内の企画のために初めてクイズを作りました。
徐々にクイズを作ることにも慣れ、高校時代は
- クイズにする題材自体の面白さ
- 参加者に楽しんでもらう適切な難易度
- 問題文の文章としてのきれいさ
に気をつけて問題を作るようになりました。クイズを作ることが楽しい、と感じるようになったのはこの頃です。
2年生になると長文クイズ(問題文の長さが200文字程度のクイズ)も作るようになり、クイズを作ることの楽しさがさらに広がっていきました。
QuizKnockとの出会い
大学に入ってからもクイズに携わっていましたが、クイズを作ることに対して行き詰まりを感じるようになります。
そんな私がクイズを作る楽しみをアップデートできたのは、大学1年生のとき、QuizKnockで記事を書き始めたから。
QuizKnockのクイズの大きな特徴は解説があることです。執筆当初は解説を付ける難しさを感じていたものの、解説を書くことでクイズにした物事の情報や面白さを補足できます。クイズと解説をセットで作るという楽しさは、QuizKnockに加入して気づきました。
そして、クイズを作る目的の面でも変化が。QuizKnock加入以前は、クイズが強い人を決めるためのクイズを作るという側面もありました。
しかし、QuizKnockでクイズを作る上で、「知ることの楽しさを届ける」「様々な知識との出会いを作る」という目的意識が新たに生まれたことが、クイズを作る大きなモチベーションになりました。
冒頭に挙げたクイズは、QuizKnockのライターとして出題した最初のクイズであり、クイズを作るうえでの視点が変わるきっかけとなった1問です。さらに、シンプルなクイズに、理由や背景を補足する解説を付けることで、理由を考えることや知識を吸収することの面白さを伝えることができ、私にとっては会心の出来だったので、「思い出のクイズ」に選びました。
「クイズを作る」という楽しみ方
クイズには、自分で答えたり、他の人が答えるのを見たりする以外にも、クイズを作るという楽しみ方があります。
「クイズを作ってみたい!」と思った方へ。そんなあなたにおすすめのサービスがあります。それは、みんはや(みんなで早押しクイズ)というアプリです。仲間内でクイズを出し合うことももちろんできますが、作ったクイズを投稿して、全国の不特定多数のプレイヤーに向けて出題することもできます。
クイズを作る目的や楽しみ方は人それぞれです。ぜひクイズを作って出題する楽しみも味わってみてください!
「思い出のクイズ」のバックナンバーはこちら。