QuizKnockライター、東大クイズ王の伊沢です。
突然ですが、皆さんはモスバーガーの「モスの菜摘(なつみ)」をご存知でしょうか。 ハンバーガーは普通、「バンズ」と呼ばれるパンで具を挟みます。しかしこの菜摘、なんとパンがない! レタスで具を挟んでいるんです。
パンがレタスになっている以外は通常のハンバーガーと同じ。 「同じ」とは言っても、どの辞書を見ても「ハンバーガー=「パン」でナニガシかを挟んだ食べ物」と書いてあるので、もはやハンバーガーなのだろうか。
「具を挟むバンズ、この菜摘では何というんだろう? バンズのままなのかな?」
「いやむしろ、バンズではない呼び方なら『一般的なハンバーガーで、具を挟むパンはバンズ、ではモスの菜摘バーガーで、具を挟むレタスを何という?』というドヤ問題が作れる!」
クイズの始まりは、いつもふとした日常の疑問からである。 当然ながらネットで調べても出てこなかった。ますますいい問題になる予感がするぞ。
餅は餅屋。モスはモス屋である。 聞くならもちろん、本家本元のモスバーガーに聞くのが確実。
ということで、我々はモスバーガーさんへ取材を敢行したのでした。
モスバーガーの皆さんとモス話に盛り上がる当メディアライター陣
目次
意外に「攻めてる」モスバーガー
売れ筋ランキング
- ランキング(2016年12月時点)
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- モスバーガー
- テリヤキバーガー
- テリヤキチキンバーガー
- とびきりハンバーグサンド<チーズ>
- モスチーズ
- フィッシュバーガー
- モス野菜バーガー
- 海老カツバーガー
- モスライスバーガー焼肉
- ロースカツバーガー
攻め「すぎた」モスバーガー
ときに驚きをも提供するモスバーガーのラインナップにおいて、結果的に「攻めすぎて」しまったハンバーガーがありました。
えっ、「フルーツソース」味!?
このハンバーガー、当時大人気のアーティスト「鈴木あみ」さんを起用したCMも大人気で、ご存知の方も多いと思います。
しかしながら、「フルーツソース」味については時代を先取りしすぎたのか、想定より売れ行きはよくなかったそう。
モスバーガーの「記録」と「記憶」
日本「初」バーガー
「テリヤキバーガーを日本の大手チェーンで初めて世に送り出したのはモスバーガー」であることは有名ですよね。 では隠し味に「味噌」が含まれていること、発売当時は魚の「照り焼き」のイメージが強く、あまり売れなかったことはご存知ですか??
テリヤキバーガーがここまで売れるようなったのは、当時食に関して先入観がなかった常連客の女子高生が文化祭で50個無料配布し、製品の認知度を上げる工夫をしたことがきっかけだそうです。
モス史上「最高級」バーガー
今から10年以上も前の2005年に「ニッポンのバーガー匠味十段(たくみじゅうだん)」1000円(税込)が販売されました。
※現在は販売しておりません。
厳選された食材を文字通り10段にしたスペシャルなハンバーガーでした。
付属の和風デミソースをかけて食べる絶品ハンバーガー。ちなみに食材の厳選のみならず、「販売店舗限定」「一日個数限定(匠シリーズ合計40個まで)」「販売開始時間限定(14時から)」と超プレミアムアイテムでした。食べたくても食べられなかった方も多いのでは??
モス史上「最高峰」バーガー
モスバーガーの商品ライナップ中『最も高さがある』ハンバーガーがコレ!
「東京タワーチーズバーガー」960円。(税別)もちろん購入できる場所は、東京タワー内のモスバーガーのみ。
iPhone5s(約12.4cm)とほぼ同じ大きさ! (実際は13.5cmありました。)
とにかく大きいので、一緒についてくるフォークを使うなど工夫が必要です。
ピリッと辛いホットチリソースにお肉や野菜、チーズが絡んでとてもおいしいです。
女性が食べるならシェアして食べるのがちょうどいいかもしれません。
モスバーガーの「ここが地味にスゴイ!」
店舗で実は野菜を仕込んでいる
モスバーガーは協力農家さんから仕入れた生野菜を使っていることは皆さんご存知ですよね。食に関する安全が高まる中、国内の協力農家さんから仕入れた生野菜を使っているため、安心して食を楽しむことができます。
モスバーガーでは、仕入れた生野菜を店内で仕込み・カットを行っていることは地味に知られていません。 菜摘のレタスのシャキシャキ感を出すため「冷水でしめ」ていたりと、おいしさへのこだわりが伝わってきますね。
実はモスバーガーのソースは
気づいているモスファンのかたもたくさんいらっしゃると思いますが、時代のニーズやトレンドに合わせ、5〜7年周期でソースの味を変えているとのこと。 何気なくおいしく感じるソースの味には、こうした見えない企業努力が隠れているんですね。
こうした商品開発の努力は、モスフードサービス本社内のキッチンで日夜行われているのです。 今回は特別にご紹介頂きました!
知られていない?モスのお得情報
モスファンのマストアイテム「モスカード」
モスカードは、繰り返し入金できてポイントもたまる、おとくなプリペイドカード。
通常は3,000円以上の入金で1%相当、毎月25~29日の「モスカードの日」は1,000円以上の入金で4%相当のMOSポイントがゲットできます!
(10ポイント=10円)
このカード、モスカード会員登録をすれば、来店回数に応じてカードのランクが上がる仕組みです。ランクに応じてプレゼントやクーポンがもらえたり、会員限定企画に参加できたりと、カードを持たない理由が見当たりません! 当メディアライター陣も早速作ってみました!(発行は無料)
[btn class="rich_yellow"]モスバーガー様サイトへ[/btn]
まとめ
- 菜摘のレタスの部分は「バンズ」ではなく「レタス」と呼ぶ
- 攻めすぎてあまり売れなかった商品も過去あった
- モスカードが実はすごいお得
モスバーガーのマスコット「モッさん」の前でライター3名でパシャリ!
「モッさん」 1972年、板橋区生まれ。 本名は秘密。時には頼れる兄貴として、時には無邪気なマスコットとしてみごと遅咲きデビューを果たした、アラフォー世代期待の星。 何度かイメチェンしつつも、今はなんとなくこんな感じ~。趣味は、国内旅行とコスプレ。
モッさんにライター伊沢が入ってみた!!
それでは、最後に本日の振り返りクイズです。