以下はクイズの解答と解説です
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クイズの解説
Q.1:正しい向きの「正岡子規」はどっち?
正解は、左を向いている方でした。
正岡子規は、明治時代の俳人です。結核を患って病床に伏していた5年の間に、革新的な俳句を数多く生みだしました。雑誌『ホトトギス』を中心に活動し、生涯を通して2万5000近くに及ぶ句を残しました。歌人としても、2500首ほどの短歌を残しています。
特に自然を描写した俳句を得意としており、次のような作品が有名です。秋の情景を思い浮かべながら読んでみてください。
鶏頭の十四五本もありぬべし
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
また、当時流行り始めの野球を愛好しており、東京都の上野恩賜公園には「正岡子規記念球場」の愛称で親しまれている野球場があります。
出身は現在の愛媛県松山市で、同市には「子規記念博物館」があります。
Q.2:正しい向きの「Google Chrome」はどっち?
正解は、左側に緑色、右側に黄色の部分がある方でした。
Google Chromeは、Googleが提供しているウェブブラウザです。国内でも世界中でも、PCブラウザにおける市場シェア率が60%を超えており、堂々の使用率1位となっています。GmailやGoogleドライブといった、同社が提供するサービスとの連携が容易であることや、拡張機能を追加して自分に合った使い方をしやすいことが、愛される理由だといえるでしょう。
開発当初は、「速くて使いやすいブラウザ」を目指していたことから、何よりも速いものとしてロケットを取り入れたロゴが考えられましたが、後にGoogleを象徴する4色を用い、親しみやすくクリックしやすいデザインへとブラッシュアップされてきました。数回のマイナーチェンジを経て、2022年から現在のロゴが使用されています。
Q.3:小学校4年生のあなた。夏休みの宿題として星空の観察が課されました。正しい向きの「夏の大三角」はどっち?
正解は以下の図の通り。左から「はくちょう座、こと座、わし座」の順に並んでいる方でした。
夏の大三角は、はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルから構成されるアステリズムです。日本では7月から9月の夜に、東の空から天頂付近で観察できます。いずれも明るい星で見つけやすいので、星空観察の定番だといえます。
実は夏の深夜や秋以降にも観察できますが、その場合はベガが天頂付近を通過してから沈み始め、それに続いてデネブが天頂付近を通過するため、アルタイルを中心に右向きに回転させたような形で観察されます。
アニソンの名曲『君の知らない物語』の歌詞にも登場していますね。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」
君は指さす夏の大三角
向きを判断するコツとしては、印象に残りやすい形の星座を探してみることでしょうか。四角形から1本腕が出ているような形の「こと座」は、腕が出ている側を上としたとき、四角形の右側に出ているのが正しい向きです。画像にあるものでははくちょう座や、近くにあるカシオペヤ座も形がよく知られていますが、ほぼ線対称なので向きがわかりにくいですね。
Q.4:正しい向きの「Nintendo Switch」はどっち?
正解は、左側に青、右側に赤のJoy-Conがついている方でした。
Nintendo Switchは、任天堂が2017年に発売したゲームハードです。本体をTVモニターにつないで大画面で遊べる「TVモード」、本体のスタンドを立てて画面をシェアして遊べる「テーブルモード」、Joy-Con※を装着して好きな場所で遊べる「携帯モード」があり、幅広い遊び方が選べます。
Joy-Con:本体に付属している左右一対のコントローラー。画像でいうと左右の青・赤のものにあたる。本体につけたまま使うことも、取り外して両手に持つことも、一つずつシェアして二人で使うこともできる。
また、Joy-Conの取り外しができない持ち運び専用の「Nintendo Switch Lite」、本体スタンドに角度調整機能をつけ、本体の画質を向上させた「Nintendo Switch 有機ELモデル」という、幅広いニーズに合わせたラインナップが用意されています。
そんな Nintendo Switchですが、発売から7年が経った今年(2024年)、後継機種の情報が公開されるようです。
社長の古川です。2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います。また、2024年後半のSwitchソフトラインナップをお知らせするNintendo Directを6月に実施しますが、そこでは後継機種を扱いません。誤解のないようお願いいたします。
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) May 7, 2024
今後の動向が見逃せません。
Q.5:正しい向きの『最後の審判』はどっち?
正解は、中央の人物が左(画面右)を向いている方でした。
『最後の審判』は、イタリアの画家ミケランジェロが描いた絵画です。バチカン市国にあるシスティナ礼拝堂の祭壇に描かれており、世界の終わりに際してキリストが再臨し、人々に裁きを下している場面を表現しています。中央の人物はキリストで、まさに今裁定を下さんとする躍動感を感じさせます。
キリストから見て右手、すなわち画面左には、地上の墓から蘇り、救いを受けて天へ昇っていく人々が描かれています。反対にキリストの左手、画面右には、裁定を受けて地獄へ落ちていく人々が描かれています。
ミケランジェロは晩年に『最後の審判』を手がけましたが、実はその30年ほど前に、同じくシスティナ礼拝堂にある天井画も手がけています。
意外と迷ってしまったという方も多いのではないでしょうか。我々は身の回りの物事を、存外よく見ていないのかもしれません。
それではまた。
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