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はじめまして! 新人ライターのイデです。日常生活のなかで疑問に思ったことを記事にしてみなさんと共有できたらいいなと思っています。よろしくお願いします!

この前、私のICカードの残高が777円になりました。「ラッキーセブンだ!」と思ったのですが、ここでふと気になりました。

なんでラッキーシックスやラッキーエイトではなく、ラッキーセブンなのでしょうか。考えてみると、スロットの大当たりも777。何か由来があるのでしょうか?

由来は野球に

実はこのラッキーセブンという言葉は、メジャーリーグで7回に逆転劇が起こりやすかったことに由来しています。

これは1回から投げているピッチャーの疲労がたまる頃であるうえ、バッターがピッチャーの球に慣れてくるからだとされています。

たしかに、今の日本のプロ野球でもラッキーセブンと言いますよね。球場ではチームの応援歌が流れ、観客が風船を飛ばしたり傘を使ったパフォーマンスをしたりします。

ちなみにメジャーリーグでは7回に風船を飛ばすといった風習はありませんが、“Seventh-inning stretch”といってファンが立ち上がったりストレッチをしたりする風習があります。アメリカで有名な『Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)』もこのタイミングで流れます。

7以外の縁起の良い数字

世界各地で縁起の良いとされる数字は異なります。ここでは中国について見てみましょう。

中国の縁起の良いとされている数字は8です。これは「8」と「発(“発展する”や“金持ちになる”という意味)」の発音が近いことに由来します。

8の入った車のナンバープレートは中国では高価なものです。また、北京五輪の開会式も現地時間の200888日午後888秒から始まりました。

ちなみに、漢字の「八」の下の部分が広がっていることから、一般的に日本でも8は末広がりの数字で縁起がいいとされています。

おわりに

今回はラッキーセブンのほか、中国を取り上げましたが、その他の国の縁起の良い数字や悪い数字、その理由を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

当たり前だと思っていることを「なぜだろう?」と問い直すことはとても面白いと思います。皆さんも日々の生活の中でアンテナを張り巡らせてると新たな発見がありますよ。

参考文献

  • 『世界大百科事典 第2版』平凡社
  • 上野 富美夫編  『数の話題事典』 東京堂出版
  • 山口 佳紀編 『暮らしのことば新語源辞典』 講談社
  • 森 睦彦 『数のつく日本語辞典』 東京堂出版
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この記事を書いた人

イデマサト

東京大学法学部OBのイデマサトです。日常でふと感じた疑問を記事にしています。

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