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【答え&解説】

正解は、福島県でした。3つのヒントはいずれも、福島県西部の会津地方に関するものです。

▲福島県はココ! 東北地方最南端の県です

ヒント1:ネギを使って食べるそば

南会津郡下郷町しもごうまちの観光地・大内宿おおうちじゅくでは、箸の代わりにネギを使って食べるそばが名物になっています。

見た目のインパクト抜群なこのそばは、1980年代に三澤屋みさわやというお店で初めて提供されました。「薬味のネギをそのまま出したら面白い」という店主の遊び心から生まれたメニューは評判となり、大内宿の名物になりました。現在は三澤屋だけでなく、他の店でも食べることができます。

ちなみに大内宿は、江戸時代に日光と会津を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えました。かやぶき屋根の建物が道の両側に立ち並び、かつての面影を今に伝えています。

▲大内宿

ヒント2:こづゆ

会津地方では、冠婚葬祭の場に郷土料理のこづゆが欠かせません。

きくらげ、里芋、ニンジンなどの豊富な具材を貝柱や干ししいたけのだしで煮込んだ「こづゆ」。手塩皿と呼ばれる浅いお皿に盛り付けられるのが一般的です。起源ははっきり分かっていませんが、かつて会津藩主が食べていたじゅうという料理がルーツだという説があります。

ちなみに、こづゆに入れられる具材の種類数は、7種類や9種類など奇数にすると縁起が良いとされています。

ヒント3:喜多方ラーメン

福島県を代表するご当地グルメ・喜多方ラーメン。札幌ラーメン、博多ラーメンとともに「日本三大ラーメン」に数えられることもあります。

喜多方市内には約100軒のラーメン店があり、人口あたりのラーメン店の数は日本一ともいわれます。基本的には醤油味がベースになっていますが、味わいはお店によって異なります。

喜多方には、朝食の時間帯にラーメンを食べる「朝ラー」という文化があり、早朝から開店しているラーメン店も多くあります。喜多方を訪れたら、たくさんのラーメン店を巡って、お気に入りの一杯を探してみてくださいね。

▲喜多方は「蔵のまち」としても有名


会津地方では他にも、ソースカツ丼カレー焼きそばといったご当地グルメを味わえます。これからの季節は紅葉も楽しめるので、ぜひ行ってみてください!

▲会津若松城と紅葉

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。次回の挑戦もお待ちしています!

【前回の「今日の一問・社会編」はこちら】

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この記事を書いた人

森田 晃平

東京大学文学部に在学中。旅・駅・スイーツ・浦和レッズが好き。何気ない日常を切り取るクイズをたくさん作りたいです。よろしくお願いします!

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