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解説

正解は「マシュー・ペリー」でした。

▲ご存知私がペリーです

ヒント1:実はかつら

フサフサの黒髪を蓄えたペリーの写真を見たことがある人も多いと思いますが、実は彼はかつらを使用していたといわれています。

ペリーは江戸幕府との交渉を終えた後イギリスに立ち寄り、アメリカ領事を務めていた作家・ホーソーンと面会しました。その際のホーソーンの日記には「ペリーは非常によくできたかつらをつけていて、実年齢よりも若く見えた」と記されています。うっかりバレてしまったのか、それとも自らかつらを披露して見せたのか……。

ヒント2:江戸の武士が暗殺を計画

江戸時代の日本ではいわゆる鎖国体制がとられており、ペリーのような外国人を打ち払う「攘夷」の考え方が浸透していました。

水戸藩主・徳川斉昭なりあきは開国を迫るペリーを恐れ、「酒を飲ませて頭をはねる」という暗殺計画を企てていたことが判明しています。この計画はついぞ実現することはありませんでしたが、もし実行されていたら、日本や世界の歴史はまた違う方向に進んでいたかもしれませんね。

ヒント3:黒船を率いて日本に来航

ペリーは当時のアメリカ大統領・フィルモアの国書を携え、いわゆる黒船を率いて日本に開国を迫りました。強硬な姿勢に屈する形で、日本は1854年に日米和親条約を結び、開国への第一歩を踏み出すことになりました。

「黒船」という言葉は、やがて「国内の状況を変えうる海外の計画や新製品」の比喩としても使われるようになりました。ペリーの来航は、現代の日本人にまで影響を及ぼす大事件だったのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます! ぜひ次回の「今日の一問 社会編」にも挑戦してくださいね!

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この記事を書いた人

和歩

和歩です。慶應義塾大学クイズ研究会に所属していました。「マーケティングからわかること」を伝える記事や、「明日誰かに話したくなる」記事の執筆を目指して頑張ります。

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