解説
正解は「マシュー・ペリー」でした。
▲ご存知私がペリーです
ヒント1:実はかつら
フサフサの黒髪を蓄えたペリーの写真を見たことがある人も多いと思いますが、実は彼はかつらを使用していたといわれています。
ペリーは江戸幕府との交渉を終えた後イギリスに立ち寄り、アメリカ領事を務めていた作家・ホーソーンと面会しました。その際のホーソーンの日記には「ペリーは非常によくできたかつらをつけていて、実年齢よりも若く見えた」と記されています。うっかりバレてしまったのか、それとも自らかつらを披露して見せたのか……。
ヒント2:江戸の武士が暗殺を計画
江戸時代の日本ではいわゆる鎖国体制がとられており、ペリーのような外国人を打ち払う「攘夷」の考え方が浸透していました。
水戸藩主・徳川
「酒をたっぷり飲ませて頭をはね」水戸藩主・徳川斉昭がペリー抹殺計画か…書簡16点発見https://t.co/EQ66QJcgRg#カルチャー
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) December 21, 2022
ヒント3:黒船を率いて日本に来航
ペリーは当時のアメリカ大統領・フィルモアの国書を携え、いわゆる黒船を率いて日本に開国を迫りました。強硬な姿勢に屈する形で、日本は1854年に日米和親条約を結び、開国への第一歩を踏み出すことになりました。
「黒船」という言葉は、やがて「国内の状況を変えうる海外の計画や新製品」の比喩としても使われるようになりました。ペリーの来航は、現代の日本人にまで影響を及ぼす大事件だったのです。
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