問題はこちら
1ページ目:はじめから挑戦したい方はこちらへ! 以下は問題の答えと解説です
答えと解説
正解は「神戸市」でした。兵庫県の県庁所在地で、関西では大阪市に次ぐ人口規模を持つ大都市です。
一方で、山と海に囲まれた自然豊かな街でもあり、

ヒント1:酒造の街
神戸から西宮にかけての臨海部には、「
なかでも、「

「気になる!」という方は、以下のリンク先をご覧ください。
ヒント2:有馬温泉
有馬温泉は、神戸市北区にあります。山間にある温泉地ですが、ここも実は神戸市内なのです。
温泉地としての歴史は古く、なんと『日本書紀』や『枕草子』にも記述があります。有名な戦国武将である豊臣秀吉も訪れたことがあるそうで、秀吉は1597年に始まる泉源の改修工事にも携わっています。問題の画像の中央に見える赤い橋にも、秀吉の正室の名から「ねね橋」という名がついています。

温泉の泉質には大きく分けて、茶褐色で濁った「金泉」と、無色透明でさらさらした「銀泉」の2つがあります。特に「金泉」は塩分濃度が高く、保温・保湿効果が高いとされています。
温泉につかりたくなってきましたね。
ヒント3:神戸ポートタワー
神戸ポートタワーは、楽器の「

実は2021年から改修工事を行っていましたが、今年(2024年)4月にリニューアルオープンしました。ということで今回、実際にのぼってみました。
注:展望フロアへのぼるためには、事前にチケットの購入が必要です。当日券もありますが、事前に買っておくことをお勧めします。
内部は「低層フロア」と「展望フロア」に分かれており、低層フロアまでは誰でも無料で入ることができます。低層フロアにも、ショップやレストランが出店しています。
低層フロアをのぼっていくと、展望フロアへのエレベーターがあり、最上階の展望エリアまで直通となっています。まず最上階からの眺望を楽しんだあと、階段で1フロアずつ下りながら各フロアのコンテンツを楽しむ設計です。

展望エリアからは、周囲360°の景色を眺めることができます。窓から見える景色の説明文には、神戸がロケ地となったドラマや映画について言及したものが多い印象を受け、「聖地巡礼」との相乗効果が期待されているのかもしれないと思いました。神戸を舞台とした物語が多く紡がれていることに、少し驚きました。
聖地巡礼:元々は、宗教的に重要な意味を持つ場所(=聖地)を信者が訪問すること。近年ではそれが転じて、ドラマやアニメなどの舞台となった場所を訪ね、その作品に想いを馳せながら観光を楽しむことを意味するようになっている。


フロアを一つ下ると、光を使ったアート作品を展示するミュージアムがあります。触れたり、体を動かしたりして体験できるアートが楽しめました。アートの内容は、ご自身の目で見てみてください。
さらにもう一つ下ると、座席がタワーの外縁をなぞるように360°回転するカフェ&バーがあります。ポートタワーをイメージして作られたソーダを飲み、一息つきました。

さらに下ると、オリジナルグッズを販売するショップフロア、風景とともにアート作品を展示するギャラリーフロアがあります。
実は屋上デッキにものぼることができるのですが、今回はのぼりませんでした。(当日雨が降る予報だったのでチケットを展望フロアの分しか買いませんでした。その日になってみると晴天でしたが……)
景色を見るのがメインで、他のフロアはおまけというつもりで訪れましたが、どのフロアも充実した体験ができ、とても楽しかったです。
今回紹介したもの以外にも、神戸には魅力的な観光地が沢山あります。中華街、旧居留地、北野異人館街、
神戸へお越しの際には、ぜひこの記事を思い出して、街へ出かけてみてください。山と海に抱かれ、異国情緒あふれるミナトの街が、あなたを待っています。
今回はここまで。
それではまた。
【前回の「社会編」はこちら】
【あわせて読みたい】