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解説

正解は「エジソン」でした。

ヒント1:環境に馴染めず、小学校をわずか3か月で中退しました。

トーマス・エジソンは幼少期から好奇心が非常に強く、小学校の授業でも教師に「それはなぜ?」という疑問を数多く投げかけて、教師をたびたび怒らせたとされています。そのため、周囲の環境に馴染めず、入学からわずか3カ月で小学校を退学してしまいました。その後、エジソンは元教師であった母親から教育を受けました。

また、エジソンは自宅で物の燃焼実験に失敗し、納屋なやを焼失させたこともあったとされます。

ヒント2:技術者のニコラ・テスラとの間で「電流戦争」と呼ばれる争いを繰り広げました。

ニコラ・テスラは、19世紀後半に「交流電流」という電流を生む装置を発明した技術者です。テスラはアメリカで交流電流を普及させようとしましたが、当時のアメリカではエジソンが開発した「直流電流」が使用されていました。そのため、「直流電流」を広めたエジソンと「交流電流」を広めようとしたテスラの間で「電流戦争」という争いが生まれました。

この争いの結果、その安全性からテスラの交流電流が世界的に使用されるようになり、現在でも発電所から電気を送る際には交流電流が利用されています。

▲ニコラ・テスラ

ヒント3:多くの発明を行い、「発明王」と呼ばれます。

生涯で数多くの発明を行ったエジソンは、その功績から「発明王」と呼ばれています。エジソンの発明の中で特に有名なものとして「蓄音機」と「白熱電球」があります。

「蓄音機」は音を録音・再生するための装置です。1877年、エジソンは円筒状の金属にスズの箔を巻きつけて、世界初の蓄音機である「フォノグラフ」を完成させました。

▲蓄音機(画像をトリミングしています)via Wikimedia Commons Norman Bruderhofer,www.cylinder.de CC BY-SA 3.0

「白熱電球」は、フィラメントと呼ばれる部分に電気を流すことによって発光する照明器具です。1880年、エジソンは1200時間にわたって点灯し続ける白熱電球の発明に成功しました。ちなみに、このときフィラメントに用いられた素材は、京都府の石清水いわしみず八幡宮の付近に生えていた竹でした。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! ぜひ次回の「今日の一問・理科編」にも挑戦してくださいね!

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この記事を書いた人

松林 陸

京都大学大学院理学研究科・修士1年の松林 陸です。普段は大学のサークルでクイズをしています。 大学では物理学を専攻しています。好きなものはクイズと旅行と科学。読者の方の日々に「ちょっとした学び」が生まれるような記事を書けるように頑張ります。

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